見出し画像

思い込みや過信ではなく、健全な自信を持つこと

昨日はお客様からクレームに近い電話がかかってきた。
私たちが提供しているサービスの成果と経営層が求める効果にギャップがあると。何が問題かというと、半年前くらいからお客様が上記に対する悩みを打ち明けていたのに、私たちとしては、「自分たちのやり方」に固執していたこと。

特に、「思い込み」が強かったのではないかと感じた。自分も含めてだけど、専門分野の経験や実績を重ねると「過信」に変わってしまうことがある。


今回は過信が強く、お客様から言われていた不安に対しては、軽視していたから起こったことだ。


当たり前のことかもしれないが、いくつになっても、経験をたくさん積んでも、自分を省みる姿勢が大事。勘違いしてはいけないのは、「自信を持つこと」と「過信すること」を混合しないこと。

前者については、自分に対してや経験に対して、肯定的に捉えつつ、他者の考えにも耳を傾けられる状態。後者については、自分が絶対であり、他者の意見に耳を傾けない状態。確かに大きなことにチャレンジする時や、過酷な状況を乗り越えるときは、相当なプレッシャーがある。プレッシャーにおしつぶされないためにも、自分を肯定し、信じるために自信を持つことが必要だ。しかし、注意したいのは、「自分は間違っていないのだから、他者の意見は聞かない」となってしまうこと。恐らく悪気はないけど、プレッシャーに耐えるメンタルを保つためには「少しでも耳の痛いことから目を背けたい」という気持ちが優っているのだと思う。

過信ではなく、自信を持つ状態にするには、「耳の痛い情報」を受け止める器。つまり勇気とメンタルの強さが大事。一流の人たちは、この状態が保てているんだろうなって思う。やっぱ最後には「人間性」で差がつくのだろう。

今回のクレームに関しては、私が直接的な関わりを持っていなかったが、色んな学びが得られた経験だった。自分自身が過信ではなく、自信を持って物事を進められるようにしていきたい。人間性を鍛えるには、仕事だけではなく私生活の経験も必要。家族や子どもと過ごす経験。仕事と家庭の両立の難しさ、大変さを経験することから自分の器を大きくしていきたい。それが健全な自信を築くことになると思うから。

皆様からいただいたサポートは大切に使わせていただきます!これからも勇気が出るような記事や学びにいただける文章を書いていきます!よろしくお願いします(*´∀`*)