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娘の不登校日記/17.家庭訪問での約束

不登校でも家庭訪問はあるそうだ。
ただ目的は他の生徒とは違う。
学校生活を送っていないので先生からのフィードバックはない。
だから、家での様子だったり、これからのことを話す場となる。
娘は会いたくないと言っている。
担任の先生が嫌いだというわけではなくて、人見知りモードになり話せなくなるからだ。
不登校生活になって、家族や親友以外の人とコミュニケーションが全く取れなくなってしまっている。
病院の先生や学校の先生に話しかけられても、首を縦か横にふるだけ。
スーパーコミュ障なってしまった。

なんだかんだありながら、当日は娘も同席した。
もちろん、言葉は一切発しない。
代わりに昼夜逆転になっていることなど、現状の共有した。
そして、これからのことについての話になった。
先生から何でもいいので小さな目標を立ててみようと提案があった。
話し合いの結果、一度オンライン授業を受けてみようとなった。
朝起きることができて、体調が良い時で大丈夫とのこと。

オンライン授業は小学校の時に受けたことがある。
ツールや仕組みは基本的には同じ。
ただ、ルールが少し違う。
小学校の時は参加する時にこちらの画面をオンにしないといけなかった。
他の生徒にはみられないが、オンライン授業を受ける生徒が複数いる場合はお互いの顔がみられて気まずい。
中学では画面はオフで受けるらしい。それはよい。
あと、自分のクラスのオンライン授業ではなく固定のクラスの授業を受けるようだ。不登校生徒はみんな同じ授業をうけるようだ。
中学の方が受けやすそうだ。
先生と約束をしてその日の家庭訪問は終了。

後日、結局オンライン授業を受けることは無かった。
昼夜逆転が主な原因だけど、気持ち的にも無理そうだった。
声かけもしつこいと嫌がられるので、ほどほどにしている。
オンライン授業は一旦保留にして、まずは生活サイクルを元に戻すことに注力しようと思う。

 


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