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1ヶ月ほどカフェインを控えようと思う


4月の頭ころから、睡眠の質が低くなって日常生活や仕事に支障をきたすようになっていた。

ぼーっとしてしまって物忘れが多くなったり、何をしようと思っていたかすぐに忘れてしまったり、判断力が鈍くなったり、慢性的に憂鬱さを感じることもあった。

一緒に暮らすパートナーに協力してもらって寝室環境を整えたりして、少しずつ良くなってきたのだけど、一度とことん睡眠の質を整えてみようと思った。僕の大学の卒業論文のテーマが「大学生の睡眠」に関するもので、当時何冊も睡眠に関する本を読んでいたのだけど、知識としてある程度残っていても実践できていなかったし、忘れていたことも多かった。

そこで図書館で一冊本を借りてきて、読みながら実践しようとしているところだ。

「SLEEP-最高の脳と身体を作る睡眠の技術」という本。


書店でよく見かけたことがあるのだけど、まだ読んだことがない本だった。

日本語訳のこの本が出版されたのは2017年2月。僕が卒業論文を提出した2ヶ月後だった。卒業論文を提出したあとは留学予定のデンマークに関心が向いていたから、睡眠の本を改めて読み直そうと思わなかったのだろう。


大学の卒論を書いていた当時、睡眠に関する本をたくさん読んでいると必然的に睡眠の質は上がった。実践的なアドバイスがたくさん載っているから、とうのももちろんあるけれど、寝る前にこういった類の本を読んで「眠る」という行為に気持ちを向けるだけで、なんとなく眠くなって良い眠りにつけるのだ。


睡眠に悩んでいる人にはぜひ何か一冊読んでほしいと思う。


僕が今回読んだ本の内容のなかで実践しているのが、

1.寝室環境をできる限り暗くすること。

遮光カーテンでも光が漏れるので窓のサイズに合わせて切ったダンボールをカーテンと窓の間にはさんでいる。

2.寝る前の激しい運動は避ける。できるだけ早い時間に運動をする。

運動はやっぱり睡眠の質を上げるから、仕事終わりにボルダリングに行こうと思ったのだけど、夜9時に仕事終わったあとで行くのはやめることにした。寝る前の激しい運動は深部体温を上げてしまい、下がるまでに4~6時間かかってしまうらしい。仕事が早く終わった日や休みの日、できるだけ早めの時間に運動をして、あとはリラックスして過ごすようにしよう。本当は午前中に運動するのがいいらしいけど、僕の場合はそれをすると午後が急激に眠くなってしまうので夕方くらいがいい。

3.寝る前にスマホを寝室に持ち込まない。

寝る前のPCやスマホのライトが睡眠の質を低下させるってのはよく知られた話で、ブルーライトフィルターのアプリなんかもある。そういうのを使ってもいいと思うけど、僕は本があれば退屈しない人だから持ちこまないのは簡単だった。

4.腸を整える。

腸内環境も睡眠の質に大きく影響する。なるべく胃腸をすっきりさせた状態を維持したい。

5.カフェインを控える。

僕はコーヒーが大好きで、家でも職場でもよく飲んでいる。これからコーヒー屋を始めようとしている友人のコーヒーもとても楽しみにしているのだけれど、これから1ヶ月ほどコーヒーを控えてみようと思う。

というのも、自分はカフェインに強いほうだと思って夜9時くらいに缶コーヒーを飲んだ日に全然寝付けなくて、一回2日ほど絶ってみようと思ってコーヒーを飲まない生活をしてみたら、ものすごい頭痛に襲われて、カフェイン中毒を自覚したからだ。

1日目に比べて2日目や3日目の今日は少しましなのだけど、それでも少し頭痛があって、しばらくデトックスしたほうがいいかも。と思った。

紅茶や緑茶にもだいたいコーヒーの半分とか3分の1のカフェインが入っているようだけれど、お茶は多少はいいことにして、基本はお湯を飲むことにしている。ケトルで沸かしただけのお湯も、お気に入りのマグに入れて飲むとなんだかおいしいのだ。

あとは、久しぶりにルイボスティーとかも買ってみようかな。


1ヵ月後にまたおいしくコーヒーを飲めるように(なるべく飲むのは昼過ぎまでにしようと思うけれど)、しばらくコーヒーは香りだけで楽しむようにしようと思う。




たまには遠くを眺めてぼーっとしようね。