【コミックエッセイ】トキコ⑥ 『どうぞご遠慮無く。』

画像1 〈私でお役に立てるなら。〉トキちゃんのぬるい日常。最後にこの話の元になったエピソードを添えています。
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画像7 地下鉄を待っていました。視界の左側に人影がありました。そして肩に感じる違和感。お婆さんでした。軽く肩に手を乗せるというよりは、やや掴みにきている感じを覚えています。休んだらいい、私の肩が支えになるならさ。一度もお婆さんの方に振り向くこともなく、言葉を交わすこともなく、ナチュラルに時間が過ぎていきます。シュールですよね。お婆さんには、〈他人だから〉という遠慮が無い。私はそれを受け入れているわけです。私は一見、いかにも優しい親切な人間では無いけれど、肩を貸す準備はいつ何時でも整っていますよ。

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