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心を楽にするために「悪者をつくらない」ススメ

失礼で理不尽な扱いをされた

ひどい言葉を言われた

上から目線で見下された


腹立ちますよね
傷つきます、当然です
そんな時は、ついつい相手を「悪者」にして
なんとか荒ぶる気持ちを落ち着かせたくなります

心から血が流れている時、緊急時には応急処置も必要!
心の中でこっそり暴言を吐くなり、一晩お酒を飲んで暴れるなり、カラオケで絶叫するなり人様に迷惑がかからない範囲で受けた怒りを”一時的に”発散するのは大・大・大賛成です👍

でも、ずっとそれを続けていて心に平安は訪れるのでしょうか
まろやかで心地の良い時間は過ごせるでしょうか
こたえは、否、です

まず、相手を悪者にするのはやめましょ


倫理的に〜とか、道徳的に〜という話じゃなくて、それではあなたの傷は癒せないからです。

相手のネガティブな事を注目すると、自分のメンタルが削られて消耗します。

「悪いところ探し」のセンサー感度が良くなるので、身の回りに起きている全ての事のネガティブな面が気になるようになるのです。

かくいう私もこのループに陥りました。
怒りの感情にまかせていう間は、傷つけてきた人の悪い所を見つけてやろうと躍起になっていました。そして、頭の中はその嫌なやつのことでいっぱい。悪者で居続けてもらうためには証拠がたくさん要るので、リサーチにも余念がなく。

そんな状態ですから、他にもネガティブなニュースや誰かの発言も敏感にキャッチしてしまいます。なにこれ疲れる。そこで気づきました

「これ、無駄じゃない?」←気づくの遅っ

本来のやりたい事や自分をハッピーにするために時間とエネルギーを使えなかった事をとても後悔しています。

そして、自分を悪者にするのもダメダメ

「自分が悪いんだ」
「自分が○○だから人に馬鹿にされる」
「あんなこと言わなければ・しなければ」

何か傷つくことがあった時、相手に怒る代わりに自分を犠牲にしていませんか?私も普段そのタイプなので、お気持ちはすごーくわかります。

でもでもでも、それであなたの心が傷つくなんて切なすぎますよ。
相手を悪者にしても心が癒せないように、自分を悪者にしても良いことはありません。

過去を振り返って自分の悪いところを探して、ダメな証拠をたくさんあつめて。そんなしんどい事はやめましょ、ね。

怒りや悲しみの感情は思い切り感じてもよいのです。
気持ちを隠したり誤魔化したりせず

「ああ、傷ついたんだなぁ」
「悲しかったんだ」

そのままの気持ちを、俯瞰で眺めるだけで心は静かになります。

あなたはちっとも悪くなんかない
良い・悪いをジャッジしている物差しはさっさと手放してOK。
悪者を作ると、優しいあなたは苦しくなっちゃう。

なので、心を楽にするために「悪者をつくらない」ことがオススメです。

今年一年の振り返りって、
最近の経験から一番身に染みて思った事でした。

なんて、えらそーにすみません。
過去と未来の自分への手紙のつもりで書いてみました。

本年もお付き合いありがとうございました。
皆様、よいお年をお迎えください🎍


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