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現代人は集中できないのが当たり前|集中力をコントロールする

「なぜ自分は全然集中できないんだろう」
「周りはこんなに集中できているのに、自分はなんで集中できないんだ」


受験勉強をしなくてはいけないのに、うまく集中できずやる気が出ない。
仕事でのタスクに追われているのに、集中できないから残業続き。

「今のままじゃいけない」と思っているのに、自分じゃどうしようもなくてイライラしてしまう。 自己否定に走ってしまう。自分はなんてダメな人間なんだ、って。

でも一度立ち止まって考えてみてほしい。
本当に集中できない原因は自分にあるのだろうか、と。

結論、現代で「なかなか集中できない…」と感じるのは、
むしろ正しいこと。
ではなぜ、現代で集中できないのが「正しい」のか?

それは現代は情報に溢れているから。
以下でもう少し深掘りしていく。

現代はとにかく情報に溢れている

現代は自分たち人間じゃコントロールしきれないほどの情報に溢れかえっている。
一番身近にあるのがスマホ。
スマホであれば、SNSを通じて今のトレンドや話題をすぐに知ったり、 動画で面白いコンテンツを見漁ったり…今や文字通り「スマホがあれば何でもできる」時代。
ご飯が食べたければウーバーすればいいし、物を買いたければAmazonでポチるだけ。
今じゃスマホなしの生活は考えられないぐらい、生活に浸透している。

SNSでとめどなく流れてくる投稿の数々。
1人では絶対に捌ききれないほどの情報量。

脳が疲れてしまうのは、想像に難くない。

現代で疲れを感じやすくなったのも必然的?

こうなると現代で疲れを感じやすくなったのも必然的と言えるだろう。
昭和や平成といったスマホやSNSが無かった時代に比べたら、触れる情報量は圧倒的に多いし、何よりその膨大な情報を処理するための脳のリソースも少ない。

脳が情報を処理するにも限界量が存在する。だからこそ、得た情報を全部処理し切れるわけがない。
むしろキャパオーバーしてしまって、判断力や集中力が落ちる原因になる。 SNSやスマホを見るのが当たり前な人ほど、脳が目の前の物事に対して作リソースは必然的に少なくなる。
だからこそ、「全然集中できない…」と感じるのは自然なことだ。

現代で集中するためには「脳のリソースを確保する」意識を身につける

じゃあ集中するためにはどうしたらいいのか?
この答えはもう既にお分かりいただけていると思う。

自分の集中を阻害している原因がスマホやSNSならば、
「 その直接的な原因を遠ざける」に限る。

例えば、スマホを機内モードに設定して通知が来ないようにする。
電源をOFFにして、自分の視界に入らない場所に置いておく…など。
最近はスマホを隔離するための専用のコンテナも売られていたりもする。

ただ人によってはスマホを仕事で使ったり、急を要する連絡が来る可能性があるから通知を切れない…なんてこともあるだろう。
その場合には、

  • 周りの人にスマホが使えないことの理解を得る

  • 連絡が全く来ない時間帯に勉強や仕事をする

などの対策を行うのがオススメ。
周りに一言、「スマホ断ちしようと思うんだよね。だから連絡取りづらくなるかも!ごめん!」といって友人の理解を得たり、早朝の誰も起きていない時間に起床して、仕事や勉強に取り組むのも効果的。

自分に合ったスタイルを選択して仕事や勉強の生産性を高めていこう。

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