見出し画像

2024年にNikon F2をメイン機に

 以前の記事はこちら

 今の時代にニコンF2はいいぞ!という話を回りくどく記事にしました。
 本日はそのF2をこの令和の時代にメイン機にしようという話。
 つい昨日こんな記事を投稿した。

 デジタルカメラのレンズやボディの物欲についてツラツラと書きました。
 でその日にF2持って出掛けた帰りに思ったわけです。大量生産・大量消費のライトルームでウケが良いように撮る写真に何の価値があるのかと。確かにそれを仕事にして失敗できない商業カメラマンはデジタル、それこそファインダーに結果が見えるミラーレスの恩恵を大いに受けると思います。しかし、私は一趣味人。カメラ趣味を初めて早数年。これまでも何度も失敗しないように、時にはイライラしながら写真を撮ることもありました。でもそれは趣味として不健全だと思うようになったのです。
 とは言っても同じように不健全だと自覚したことはこれまでにも何回もあります。ただ、今回とは状況が違うこともあり、結論としてデジタルメインという思考でいました。
 話は変わりますが、富士フィルムやパナソニックのカメラでデジタル撮影したデータにノイズを載せるという機能があります。ライトルームなどにも同様の機能があります。ただ、それは結局本当のノイズではないのです。当たり前ですけど。
 で、そんなにノイズ欲しかったらフィルムで撮るのが1番だなと。アマチュアカメラマンとして丁寧に上質な撮影体験を得つつ、1枚の価値を上げるにはフィルムカメラが1番じゃないかと思った訳です。
 デジタルだと基本的に記録媒体の容量次第ですが、枚数について気にすることはないと思います。なので、撮るか取らないか悩んだらとりあえず撮っとこう、昼か夜か関係なく、ISO感度をある程度自由に変えて撮ろう、ということができる訳です。ということは、100枚撮っても実際20枚くらいしか現像しないなんてことも起こりうる訳です。
 それよりも24枚や36枚という制約、1本入れたら撮り切るまでISOを変えれないのでうまく撮るために工夫するようになったり、そして成功した写真はもちろん成功ですが、失敗した写真さえ情緒を感じる、そういう1枚の写真の価値が上がるような方向にこれからはシフトしていけたらと思っています。
 ということで、いつまでやれるかわかりませんが、一旦Z6iiとSuper Wide-Heliarは手放そうと思います。
 Nikon F2をメインにフィルムスキャンや鳥撮影、星景撮影、マクロ撮影などの特化した撮影はD850と棲み分けをして運用してみようと思います。
 Z6iiを下取りしてレンズや周辺機器を調達中ですので、届き次第紹介できればと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?