見出し画像

2024年7月18日(水)何してますか?

一般社団法人 日本顧問介護士協会です。

みなさん、ビジネスケアラーやワーキングケアラーという単語、聞いたことありますか?
仕事をしながら介護をする人のことを指します。

2025年問題では、団塊の世代が75歳になります。日本の一番の人口ボリュームゾーンの方々です。75歳を超えると介護率が一気に上がるデータが既に出ています。

団塊の世代の子どもたち、いわゆる団塊ジュニアが、次の日本の人口ボリュームゾーンを形成しています。この世代が就職・結婚・出産を経験し、日本の人口ボリュームゾーンを作れれば良かったんですが。。。

ご存じのとおり、バブル崩壊もあり日本は【失われた30年】という長期の経済低迷期を迎えました。この時にちょうど、就職活動の時期だった団塊ジュニアでした。

当時の有効求人倍率は、1993年には0.76倍と1倍を割り込みました。
その後、0.64倍(1994年)、0.63倍(1995年)、0.70倍(1996年)と低水準が続き、就職するのも極めて厳しい状況だったことが数字からもうかがえます。

ジュリアナ東京が流行っていたバブル時代。
ちょうど前述の団塊ジュニアの学年1つ上の世代の求人倍率はどうだったかというと、バブル期の1990年、1991年はいずれも1.40倍。1992年は1.08倍まで落ち込みます。1993年は1倍を切ってしまいます。

時代が移り変わり、令和6年4月28日に厚労省が発表した3月の有効求人倍率は1.45倍と25年ぶりバブル末期並みの高水準になりました。

就職ができず派遣やアルバイトをしていた方も多い世代です。
未婚率も高いのも特徴です。


話を戻します。


そんな段階ジュニア世代が、いま親の介護に直面しようとしてます。もう既に介護が始まっている方も沢山いらっしゃると思います。

働き盛りの人材を介護で離職されるのは、中小零細にとっては痛手です。

そこで、2025年4月から、仕事と介護の両立支援を後押しする法案が施行されます。介護離職する人を減らす義務化が盛り込まれた施策になります。

ただ、実際に何から手をつければいいのか?
どうワーキングケアラーを支援したらいいのか?
ビジネスケアラー自身で、介護のリテラシー高めるには?

こんな疑問があるのも、理解しています。

そこで、私たちはビジネスケアラー勉強会を開催しています。
次回は、7月19日(水)16時30分オンライン開催です。
参加費は無料です。

是非、この機会にビジネスケアラー・ワーキングケアラーを知っていただき、法案の中身を理解していただき、できることの選択肢を広げるお手伝いができれば幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?