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手に合う食器洗剤のはなし

 最近ようやく自分の手に合う食器用洗剤に巡り会えたので、そのことについてちょっと書いてみる。
 大学時代にバイトで個人経営の居酒屋でお皿洗いを散々やっていたのをのをきっかけに、手湿疹持ちになってしまった(正式には汗疱と言うらしい)。理由はなんとなくわかっていて、よくある食器用洗剤が原因。手袋をすればいいのだけど、キュッと洗えてる感が分かりずらいので素手で洗い続けていたら悪化してしまった。
 調子がいいと綺麗に治っているのだが、調子が悪くなると左手の手の平側の人差し指の付け根がかゆくてかゆくてしょうがない。ちっちゃい水疱ができて夜中に寝ているときに体温が上がってくると無意識のうちにポリポリかいてしまい細胞液がでてきて余計ひどくなってしまう。これが堪らなく痒い。何故だかその時は医者に行かず、リンデロンを塗ってみたり、水仕事用の薬局で売っているハンドクリームを塗ったりでしのいでいた。
 バイトを辞めるとピタッと治ったのだけど、ここ2、3年再発してきて地味に悩みの種だった。たまにしか再発してこないので、なんとなーく流して普通に売っている食器用洗剤を使い続けていたのだけど、常に湿疹ができてしまうようになりついに医者に行ったところ汗疱ですね、できれば手袋使ってくださいと言われ塗り薬をだされて終了。塗ってる時は治るんだけれども、よくなってやめると再発してくる、、の繰り返しで、痺れを切らして洗剤探しをすることを決意。
 植物由来で肌に優しいとかかれている某洗剤や石鹸成分のみのものを試してみたがり、なんだか痒みは治らない。如何にもこうにも洗剤が使えないとうちには食洗機がないので非常に困る。

 手荒れする理由を調べてみたところ、大きく2つあるようで、
 ①合成界面活性剤の配合量が高いと手荒れしやすい
 ②洗剤の液性により肌の刺激がちがうらしい(中性でもいいが、皮膚と同じ弱酸性がよいらしい。が、その分汚れ落ちは悪くなる。)

と言うことらしい。
①はなんとなくそうだろうなとは思っていたけど、②は今までさっぱり気にしたことがなかった。
 ダメ元でたまたま試しに買っていた、ドイツのカエル🐸のマークの洗剤(フロッシュ)を試してみたら痒くならない!調べてみると、なんと弱酸性!海外のメーカーだし、どうせ日本人の肌には強いんだろう、と思ってトライを後回しにしていた自分を反省。 
 
 確かに汚れ落ちは中性のやつと比べると落ちは悪い気がするけど、痒くならないのに越したことはないので即採用。
 使い始めて1週間ほど経つが、いまのところ痒みの発生はナシ。やっと手に合う食器用洗剤が見つかって地味な日ごろの悩みが減って喜んでいる。

 洗剤が合わないで悩んでいる方、弱酸性の食器用洗剤をトライしてみるのがおすすめですよ。


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