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スキルの断捨離:ミニマリストへの道(脳内編)

こんにちは、オンラインサロン・コミュニティ運営を仕事にしている中里桃子です。さて、8月に「1年のうち300日が不調です」という自分を克服するために生活を見直してみたら、あら不思議。この1ヶ月本当に調子がいいです。このnoteは「じぶんの薬を作る」というテーマでマガジンに編集しています。よかったらフォローしてくださいませ。

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アタマの中の断捨離から初めてみる

モノを断捨離するのはかなり大変そうなので(少しずつやりたいけれど)、まずは脳内の断捨離から始めようと思って今日の記事を書いてみます。

独立して5年、本当にたくさんの先生に教えてもらったり、教材を買い込んできました。もうどんな高額セミナーに行っても、説明会に行っても、知らない内容があまりないし、セールスの流れも想像がついてしまうくらいです。

で、昨晩久しぶりに、ある人の無料セミナーを受けました。夜のセミナーだったので、家事をしながら聞いてました。悪くはなかったのですが・・・ただ、自分の知らないことは全くありませんでした。

聴きながら、「あー、みんなここに行き着くんだよなぁ」と思ったのと、もう知ってることを確認して安心するためにコンテンツや教材を買わなくてもいいな、と思えました。片耳で家事をしながら知ってる内容を確認するために聞くくらいなら、集中して家事に取り組んでマインドフルネスを楽しんだ方がいい。夫がボソボソと話す言葉を拾って家族の会話をした方がずっといいなと思えました。

それに、無料ってお金がタダかもしれませんが、無料じゃないんですよね。自分の過処分時間や、時給(あまり時給換算はしたくないけれど)から考えると、1時間3000円の時給なら3000円使ったことになります。

でも、「みんな参加してるし聞いておかないと取り残されるかな」という不安があって、私はついついその無料セミナーに参加してしまいました。アタマの中の断捨離、セミナーをやめる、という以前に、「みんなが受講してる、盛り上がってる」という様子をSNSでみてしまったところから、行動の修正が必要。携帯でFacebookを見る時間を減らそうと思います。

こんな風に、自分の行動をゆっくりと落ち着いて振り返ることができているのが、朝のルーチンのお陰だと思います。


脳の断捨離をして、20万円が浮いた

朝の習慣のメリットは他にもあって、無駄の削減をするというこちらの記事でも書いたのですが、体を整えて、思考を整理したら冷静に「もうこれはいらないかも」と思った契約があったのでいくつか契約を終了しました。

どうしてこんなに毎月の支払いを膨らましてしまっていたのか。

今ならわかる唯一の理由は、
疲れていて、じっくり考えるのが億劫だった。

「契約をやめます」という気まずい話をするくらいなら
お金を払い続けておこう

そんなふうになっていたんだと思います。

支出を減らしたので、自分の稼がなくてはならない最低金額が少し下がったところで、仕事も断捨離して、今月は研究に集中したいと思っています。

習慣と幸せな働き方について考える

2017年の独立当初は、私にとって大切な優先順位はこんな感じでした。

 お金(面白い仕事・憧れの人との仕事にチャレンジ)50%
 仕事(仕事の裁量)40%
 時間(自由時間)10%
趣味の時間とか遊びの時間は0でいいと思ってました。本当に。仕事が趣味みたいに楽しかったからです。

そんな私が、結婚して妊娠を意識し出してから、徐々にお金の優先順位は下がりました。それよりも、家族との時間、子育ての時間が欲しいと思うようになり、2019年に妊娠してからは

 お金 20%
 仕事(仕事の裁量・相手との相性)40%
 時間 (時間の自由さ)40% 

少しずつ割合を変えようと発信や契約スタイル、顧客を変更してきました。

妊娠中から2年後の今では、あまりお金の心配をしなくなりました。結婚して生活コストがかなり下がったので、お金が溜まりやすくなったからです。1年くらい仕事しなくても大丈夫、というくらいの蓄えがあります。

フリーランスの幸せの追求の手順

2017年の独立当初、フリーランスとして、お金を50%にしなくてはいけなかった心境の原因は、売り上げが安定していなかったからです。

継続契約よりも、単発で数十万円の短期コンサルティングの商品がメインでした。売り上げが上がり2−300万円の収入がる月もあれば、10万円程度の月もあったりして、不安定でした。

会社員という安定を捨てて、フリーランスとして幸せに生きていくなら、お金の不安をまず解消しなくては行けません。

もしもこれを読んでくださってる人がフリーランスや、フリーランスを目指している人ならば、この順番で整えていくことをお勧めします。

1)お金の不安の解消。

最低限の生活費を割り出し、その金額を必ず稼げるように仕事の割合を考える。単発契約から継続契約にしたり、仕事の形態を切り替える。「同じ行動をしたら再現性のある収入パターンを確立して必要な時は稼げる」という安心感を持つ必要があります。

2)現状の自分の時間配分や重視したいことを見える化する

フリーランスで言われる自由って、主にこの3つの自由だと思うのです。金銭的な自由、仕事の裁量がある。時間が自由になる。この3つ、自分がどれを大切にしているのかを知っていないと、目先の生活費のためにそのスタイルに合わない稼ぎ方をしてしまうと、いつまで経っても「幸せだなぁ」とほっとできる時がこないかもしれません。

 お金○○%
 仕事○○%
 時間○○% 

書き出してみてください。
1年現在、子育てメインで生活をしている私にとっては、

お金20%
仕事30%
時間50%

時間がもっとも高い比率で大切だと思っています。
一時的に収入を下げても、研究をしたり子育てで経験できることを経験しておきたいと思っているからです。

3)理想と現実のギャップが見えたら、そこに向かって何かをする

時間が欲しいのに今の働き方が、通勤や拘束が長いものだったら、顧客を変えるか仕事のスタイルを変えるよう交渉してみましょう。

私が今書いている本でも、仕事のスタイルを変えるために上流工程に関われるよう、勉強したり、上流工程を手伝わせてもらえるような仕事に格安か無償で参画して、その経験を摘んだり。理想と現状のギャップが明確になれば、やれることはいくらでもあります。

ただ・・・この時「どうしたいか」という次の一歩が見えない時があります。
それはですね・・そんなあなたは「疲れている」んです。

疲れていたら、足してはいけない

まずは、疲れているなら、疲れを癒す。
ストレスがあるとじっくり考えることもできません。
他人が「これが幸せだよ!」とPRするものに、安易に乗っかってしまいたくなるんです。

間違っても、「売り上げさえ上がればこの不安やストレスはなくなる!」と考えて高額なセミナーやコンサルを付けない方がいいと思います。

私が散々、起業してから5年間費してきた結果、ほとんどコンサルやセミナー・塾がどれもいらなかった、と思っているからです。

まだゼロから始めたばかりの場合は、コンサルやセミナーも必要かもしれませんが、ある程度年数が立っていて、いろいろ勉強をしてきたという人の場合は、「答えは既に自分の中にある」ことが多いです。

疲れを癒し(この順番が大事)、自分の行動を振り返り、欲しいモノを見つめ直す。そこで本当に足りないものがあれば、足すための行動をする。こうした実験をしばらく続けてみたいと思います。8月の月の支出、9月の支出、それ以前の半年間の支出平均など、ちょっと見直してみようと思います。

このnoteではそうした実験を小さく記録しております。今日もお読みいただき、ありがとうございました。


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