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【旅行記】2012年2月 インド

2021年4月30日現在、インドは新型コロナで大変な状況になっています。日々入ってくるニュースに心が痛みます。2020年1月、まさかこんな未来が待っているは思いもしませんでした。それでも世界を観るとワクチン接種が進んだ国は夏にも海外との往来再開の嬉しいニュースもあります。また、インドへアメリカから医療資源提供のニュースも入ってきました。
今みんなでできることをやって、国とか国境とか超えて助け合うとき…。

以下は、旅行当時の日記から掘り起こしましたものです。

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2月11日から18日までの8日間。初のインド旅行に行ってきた。
心配されたお腹の不調は全く無く、日本にいるより絶好調!!
インド好きだわぁ。
デリーに入って、仏陀が初めて説法を行なったサルナートでタイのお坊さん達のお祈りを見て、バラナシ(ベナレス)でサリー作って、ガンガー(ガンジス河)で手足だけ沐浴して、バラート・マーター寺院でインドの立体地図に驚いて、カジュラホで繊細な彫刻を見て民族舞踊を観て、オルチャ遺跡ですっごい美人さんに会って、サリー着てタージマハルへ行って、ファティープル・スークリーでお后様気分になって、アンベール城で象に乗って、ジャイプールのシティパレスで世界一の銀の壷をみて、サンダルを買って、デリーでクトゥブミナールで錆びない鉄柱をふむふむ見て、最後の日は真っ白に雪化粧した成田空港で締めくくり。
いやぁ充実の8日間でしたわぁ。
バラナシのビシュワナート寺院で、出会った風景。ガンガーの水と人々が備える牛乳や花など様々なものを使ってシヴァ神の象徴リンガを清める。その洗い水は次にお参りする人への聖水になる。ビンディーの色粉をある人が備える、それを次にお参りする人が眉間につける。こうしてお供え物が巡り巡る…お寺への御布施はやがて貧しい人々への炊き出しと学校へ変わる…。
物乞いもいるし、外国人と思えば少しでも高く売りつけようとする人もいる…ってこれはどこも一緒だよね。でもなんだろう、常に他者の存在があるって世界観かな、なんだか心地いい。人間だけでなく牛も猿も犬も山羊も豚も孔雀も雀も名前の知らない沢山の鳥も象もラクダも猫も穏やかに生きている国。
また行きたいな。

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