【入門編】東京で食べれるモンゴル料理🇲🇳
日本にいるにもかかわらず、海外に来たと勘違いしてしまう店がある。
海外に行ったことがある人だと分かるかも知れないが、海外には独特の雰囲気や匂いがある。
今回は東京の巣鴨駅近くにあるモンゴル料理店「SHILINGO」にはそれらが全て詰まっており、今までの旅を思い出すとともに、旅の途中に知らない街の知らない店にふらっと立ち寄った気持ちになってしまった。
モンゴルと僕の接点
「モンゴル」と聞いて思い浮かぶものはなんだろうか。
相撲が強い、草原っぽい、中国の上らへん、ロシアの下らへん等が上がってくるだろう。
僕が「モンゴル」と聞いて一番に思い浮かぶのは「スーホーと白い馬」だ。
僕の出身である福岡県では小学2年生の時に習った記憶が遠い昔にある。
今回、大学の友人との食事の中で、東京都民は「スーホーと白い馬」に出会っていないと聞いて驚いた。
モンゴル料理を食べに行くことになった発端は「夜ご飯を食べに行く」という漠然とした約束しか決まっていなかったことから始まった。
人が多いエリアは嫌だという理由で谷根千エリアらへんをGoogleマップで眺めていたら、たまたまモンゴル料理という文字が見えた。
「おもろそう」
早速、友達に連絡してモンゴル料理を食べることが決まった。
僕たちはモンゴル料理が何かを全く知らないまま。
巣鴨にある「SHILINGOL」へ
お店は巣鴨駅から徒歩10分くらいの静かな住宅街に突如現れた。
半地下の店内へ入るべく階段を降りた。
前日に2名で予約しており、スムーズに入店完了。
異国情緒漂う店内へ
土日はコースメニューのみの案内と事前に言われていたため、
とりあえずオススメされたコースAを注文した。
一応提供される料理名は記載されていたが、文字だけでは全くどんな料理か見当がつかなかった。
食らうモンゴル料理
数分待つとモンゴルのミルクティーと言って「ツァイ」という飲み物を出してもらった。しかも店員いわく「ツァイ」は飲み放題らしい。
大盛り無料や飲み放題という単語に弱い僕は、めちゃくちゃ飲もうと思い、一口飲んでみた。
「え、、、全く味がしない」
ミルクティーと言われたし、見た目も純度100%でミルクティーであるはずなのに全く味がしない飲み物だった。
そこから僕はグラスに注いでもらった一杯しかのんでいない。
コール料理のメインとして出てきた羊肉の塊。これがめちゃくちゃ美味しかった。ナイフでさばいてタレや塩をつけて食べる。全く臭みがなくて、柔らかく、羊肉の料理の幅に可能性を感じた。
メインが出た後にも、羊肉の小籠包。具材が羊肉の麺。(モンゴル料理なのか?)といったように羊肉がメインのコースで計7品くらい出てきたし、量も多かった。
これで3,600円だった気がする。お得だと感じた。
さらに19時半頃からは、昔モンゴルに住んでいたオーナーがモンゴル民族楽器「モリンホール」で生演奏をしてくれたのである。しかもこれは毎日演奏してくれるらしい。
初めて聞いた「モリンホール」の演奏であることに加え、素人でも上手いと感じる演奏だったため、箸を置いて聞き入ってしまう。ここが日本だということを忘れるほどに。
店を出る頃には完全に日が落ちて、住宅街ということもあり、店内とは打って変わって静かだった。
初めてモンゴル料理に触れるとともに、日本にいながらプチ旅をした気分になった。
「海外に言った雰囲気を味わいたい」「モンゴル料理を食べてみたい」といった方には是非おすすめのお店である。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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