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「10万円で、Amazonみたいなサイトを作って。」

起業をしよう…という人より
サラリーをもらっている人全般に読んでほしいな~
と思った本。

これを読んだモチベーションとしては
自分のためというより、なんだかこういう相談も多くて
日頃から、なんか、バランス悪いなーと思うことが多かったのです。

「ん?自分がやりたいこと、好きなこと、だけで起業しようとしてね?それはわかるけど、ちょっと危ないな~」とか

「ん?それってただの流行に乗っているだけだし、ただ既存のブランドにぶら下がるだけのビジネスモデルだから、起業する!なんて言わずに、ギグワーカーだと自己認識した方がよくね?」とか。

個の時代って、孤立の時代でもあると思っています。
だから「自分の常識は他人の非常識」が本当に良くも悪くも生れることになる。
ここをすっごく意識しなければ、自分も相手もすごい損しちゃう。

ある友人のWEB制作者のところに
「10万円で、Amazonみたいなサイトを作って。」
という発注をするオジサンがいた。という笑い話を聞いたことがあります(^_^;)

ここまでひどくなくても
「オウンドメディアを作る」のか
「コーポレートサイトを作る」のか

を決めないで、WEBデザイナーに発注する
なんてことは、僕の周囲でも散見しちゃう現象です。
その結果、

「できあがってみたら違う」とか
「高額な見積もりを提示された」とか
「全然、提案が上がってこないからアイツはダメだ」とか

こうなってしまう。これって、登場人物はみんな
よかれと思ってやっていたりするんですよね…。
だから、ホント、この受発注のミスマッチは是正したい。

自分は何ができる。もしくは何が通用する。ことの認識と。
あの人は何ができる。何が得意な人である。ことの認識。

ピッタリ100%、把握できるものでなくなるのが個の時代。
だからこそ、この把握能力を磨くか、そういう認識にズレが少なくなるような、コミュニティに属したり、創ったりすることが、非常に重要になるなと感じています。

だからと言って、〇〇会で同じだから、あの人に仕事を頼もうとかそこで請けようとして、発生している様々なミスマッチが日本の生産性を著しく下げている要因の1つでもあると思うのです。

ああ、どうしよう。
みんな、一通りは勉強しよう。
僕も苦手科目あるから、そこは人に教えを乞おう。
そう思った本でした

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