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人にまみれて仕事している日常ですので、たまに人との距離感がバグります。

人にまみれて仕事している日常ですので、たまに人との距離感がバグります。

例えば採用コンサルで一番重要なそこで働くスタッフさんのヒヤリング。
初対面の人に1時間でその人のストーリーとコアな価値観を聞き出すもので、この蓄積とデータベースが、たぶんきっと「占いは統計学よ。」とか言ってるおばちゃん並みの何かになっている気がします。

そんなこんなも相まって、
たまに初対面の人にも、ここ数年来の飲み仲間くらいの距離感で接してしまうことがあります。
つまり、本当に数年来の友人のAさんと、
最近一緒に仕事しているBさんと、
昨日2時間話したCさんを合わせて、
中間とったDさんが初めまして。だとしても、
もはや、すでにめっちゃ知り合いだった前提の距離感で接してしまうんです…。完全にバグですね。

さらに性質が悪いのがオンラインとSNSの恩恵です。

このバグが助長されるように
オンライン上ではコロナ禍最中も何度も話していた
「そういうやリアルで会うのは、初めまして。」
とか、もはや距離感って、どうすればいいんでしたっけ?
っていうか、人類史上、私たち以前は正解を知らないその距離感。そりゃ、バグるでしょう。

あとSNS。
おかげさまで、サイレントいいね!のみなさんが多いので
私の近況を認識してくれている、あなたやあなたと久しぶりにあっても、社交辞令抜きの、本題から話せることが当たり前な日常になってます。

だから、本当にまっさらな「初めまして」から、けっこうな濃度の人間関係の続きまで、グラデーションが細かくて、きれいで、私の距離感はバグります。たすけてください。

そんなこんなで多少のバグも飲み込みながら、短時間であなたのことを理解できてしなうこともあり

「ってことで、小宮さんは私の僕の理解者だ。」

と、喜ばれることも多々あるのですが、
これがね。レンアイに喩えてくださいよ…。
えっと、つまり僕自身が好きな人は、同期するのがめっちゃ楽なんですが、苦手な人はものごっつい疲れるんです。

好きな子との2時間なんてあっという間で、苦手な人の2時間はめっちゃ長いでしょ。それと同じ。

仕事の時は苦手だろうが、なんだろうが、全然それはやるんですが、プライベートでは、そりゃ、苦手な人より好きな人を優先します。

あ、”苦手な人”と表現しましたが、正確に言うと
”自分との距離感が遠い人”はパワーが必要という意味です。

価値観や、育った環境、使う言語や、世界線が違う人。
これな僕もあなたも悪いんじゃなくて、ただ違うだけ。

なので、好き嫌いで選んでいるわけじゃなくて
そりゃ、距離感遠い人に寄り添おうと思ったら、そこまでたどり着くのに疲れるよねー。そうだよねー。

ということなのかもしれません。
うん、言語化できたな。

いかがでしょう?今日は全く誰からもいいねも共感もされない自信がありますが、金曜日なので許してください。梅雨。

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