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そもそも「母集団」がいない場所で採用やってますので

大都市の大企業の採用を想定している専門家は、とかく一言目には「母集団の形成」と言いがちです。

こちとら、地方の中小企業で採用やってますので、そんな悠長なこと言ってられんのです。

そもそも母集団なんかがいない場所で採用やってますので。
あんたなに言ってんの?と思うわけです。

おんなじような理屈で
創業当初は、寝ずに働いて、3年で規模を拡大させて走り切って、バイアウト!みたいなことが、さも前提であるかのように喋るビジネスコンテストのにわか審査委員。

ヒト、モノ、カネ全て少ない地方で、事業を立ち上げるには、なにかと人が多い場所でしか成功体験がない人は、競技種目違いだから、黙っといてね。
と思うこともある。

ちなみに僕の創業10年は、ほぼ子育てスタート10年とかぶっていた。いきなり寝る間も惜しんで忙しくなることなんてない。
無駄な人脈作りとか、下手なサイドビジネスに時間と労力を使うより、子育てで物理的に働く時間を制限して、精神を保つ。
そういう選択をしました。

ま、決断でも計算でもなく、自分の人生の価値観が、子育てと仕事の両立であることは当たり前だったので。

創業5.6年経った頃から周囲の評価が生まれ出し
現在は子育ての主役を、妻と攻守交替しました。

スタート当初は、地味にコツコツやりながら、無駄なことはせず、焦らず、積み上げて、
結果が出始めたところで、時間も労力も投入する。

そんな時間軸、そんな価値観の仕事の仕方も発信するおっさんおばさんがもう少しいてもいいんじゃないかな。

なんでもかんでも、早い方がいい。
なんでもかんでも、単年での成果を求める。

それって、マジで、子育てしてないやつの発想だからな!

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