音色がまるで『棒読み』から脱却!

普段遠隔レッスンの方が、今日はうちに来てくれて対面レッスンができました。
遠隔では伝わらない、重さや速さについては、特にわかりやすくて、
やはり対面は情報量が全然違うなと思いました。

重さについて、最近は、弓先2gをよくお伝えしています。
料理用の測りに弓先を触って、目盛が2g〜5gくらいをキープできるように弓を持ちます。
そして、徐々に徐々に500g!
プロは2g〜500gを全部使って演奏しているから、音量の表現が幅広いんです。

弓の速さも同じで、1拍で1cmの時と、1拍で40cmの時、
その間の速さも全て使い分けるから、色んな音色が出せます。
これはスマホのアプリで加速度を測って伝えたりしています。
返弓時の加速度が60m/s2を目指します。

これができないと色んな音色が出ない
つまり、棒読みのような音色になるんです。
理由はとても明解じゃないですか?

そして、それらを使い分ける技能は、
既存の曲じゃ気が散って、全然捗りません。
やはり、それ専用の練習をする必要がありますね。
音色をコントロールする練習曲がないなんて、
どうしても既存のメソッドは何だかセンスのある人だけが
上達するように作られている気がしてなりません。
ということで作ります!笑

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