なぜ数寄屋(茶室)に取り組むのか…
平成21年古民家鑑定士資格の創設とともに教本を執筆しています。当時のイメージとして、古民家=庶民の住むお家で全国に沢山残っている素朴な日本家屋…柱の太い農家住宅や、書院造りの武家屋敷や庄屋住宅のイメージが頭の大部分を占めていました。
柱や梁の太さこそ地震大国で、湿気の多い日本の機構風土に合わせて先人たちから引き継がれてきた伝統住宅だと。
無論間違いではありません。しかし古民家についてずっと学んでいる中で柱の細い町屋などの古民家の魅力にも惹かれてきました。数寄屋も都会の中で