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世界的なメッセ都市 赤い糸が繋いでくれるのは…

世界最大級のコンベンション・センター、ハノーファー国際見本市会場を擁し、総合産業見本市 ハノーバーメッセ、IT関連見本市 CeBITが開催される街ハノーファー(Hannover)。

ニーダーザクセン州の州都で、ビジネスのイメージが強くありますが、中世にはハンザ都市として繁栄し、1714年にはステュアート朝の断絶を受けて、ハノーファー選帝侯ゲオルク1世がイギリスのハノーヴァー王朝を開きます。
1814年にはウィーン会議を経てハノーファー王国が成立しますが、普墺戦争でオーストリア方に就いたため、敗戦後の1866年にプロイセンに併合。
第二次世界大戦時には空襲で街の2/3が消失しましたが、今でも旧市街などで古い歴史ある建物を目にすることができます。

ハノーファー市内には赤い糸(Roter Faden)と呼ばれる赤いラインが路面に引かれていて、これを辿っていくと主な観光スポットを巡ることができます。4.2㎞のルートに36ヶ所の名所が案内されていますので、先ずはヴァーチャルで散策してみては…

赤い糸の観光ルートの他、新市庁舎、ヘレンハウゼン王宮庭園、マリエンブルク城等が訪問できます。

新市庁舎

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旧市庁舎

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旧市街

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ヘレンハウゼン王宮庭園
ヨーロッパで最も有名なバロック庭園のひとつ

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マリエンブルク城
ハノーファーの南、約20km先にある夏の離宮。ハノーファー王国時代にゲオルク5世が王妃マリーのために建てたものだとか…

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どうやらこちらでは結婚式も挙げられるようですね。

※ ※ ※

最後にちょっと日本とゆかりのある場所を…

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14世紀に建てられたエギディエン教会は第2次世界大戦中のハノーファー空襲で破壊され、現在も戦争の痕跡を留めています。
ここには日本の姉妹都市、広島から平和の鐘が寄贈されています。

(2001年の回想録: 写真はフィルムカメラにて撮影)

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