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アラフォーのエンジェルコーデ?!

 昔からおしゃれとは、ほど遠いところにいる。
 最近も在宅ワークを理由に、着るものはラクな服、汚れてもいい服。ふと気がついたら、すっぴんで買い物に出かけるのも平気になっている。

 けれど、光野桃著『おしゃれの幸福論』なる本を手に取ってしまった。

 好きな作家 :  新川帆立が『歳をとり変化する女性たちへのエールのような一冊』とエッセイで紹介していたのだ。私は40歳を過ぎ、中年になった自分を受け入れなければならないお年頃。どんなことが書いてあるんだろう?
 本を開いてみると····

 なんとファッション業界にいる著者にも、鬱になって会社を辞め介護に突入し、45歳から55歳まで鏡を見る余裕もない暗黒時代があったという。人生にはそんな時期もあるらしい。
 または著者の30代の友人は、超多忙、服の買い物は即決、予算内で仕事に必要な服を買うだけだという。

 そこまで読んで、
「そうそう、そうだよ! 仕事や家庭で大変なんだから、おしゃれする時間なんてないんだよ!」
と、自分がおしゃれしていない言い訳がみつかった気がして、安心してくる。だから、だらしない服でもゆるして~。

 ところがその先、そんな女性達が、自分の好きな服、似合う服に出会い、生き生きしていく話が書かれている。

 私もそうなりたい!どうすればいいの? とその先を読み進めていく。
 いろいろ書いてあるけど、やはり、「その服を着て、自分が心踊る!、楽しい!」ということが大事なのだと思った。

 ということで思い立ち、今日さっそく服を買いに行ってきた。夫の友人がやっているブティックから、ちょうど案内ハガキが来ていたのだった。
 ちょっとマシな服に着替えてメイクをして出かける。

 お店で、勧められるがままに試着して買った心踊る服は···· 
 なんと、白いブラウスに、白いフレアスカート!

背景が畳ですみません

 袖が可愛くて、スカートも可愛くて、試着していて、すごく楽しかった♪
 お店の人は、
「白+白のコーディネートがカッコいいので、ぜひ、それで出かけてください!」
ていうけど、40過ぎたおばちゃんが、そんな天使みたいな色合わせでだいじょーぶ?
 大人向けデザインではあるけど。
 まずは、白ブラウス+黒パンツが無難かなーて思ってしまう。

 それにしても、ひさしぶりの心踊る買い物して、本当によかった。靴やバッグ、アクセサリーもそろえたくなる。

 自分の年齢を受け入れつつ、おしゃれや外見を綺麗にすることは、やっぱり大事。意識高くして、気分をアゲて行きたい!