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読書感想文の宿題 2021

今年もすごおーーく苦労する、子供の読書感想文の季節。
長男が3年生になったから、もう3回目。
感想文書くと言って、机に向かって、1日うだうだして、やっと書く本が決まっただけだとしても、
原稿用紙に名前を書くだけで、何日もかかったとしても、
イライラしてはいけない。
キレてはいけない。
母である私も、学習してきた。
やる気スイッチが入るまで、何日もかかるのだ。今はスイッチを一生懸命温めているところ。ここでキレてはすべてがおじゃんになってしまう。

書く本を決めてから1週間後の昨日、午前中うだうだして、やっと午後から原稿用紙に文字を書き始めた。
-ぼくは、~という本を読みました。あらすじは~
そうそう、その調子。
「ちょっと休憩。」
「え--!」
「あつい!」
「じゃあ、エアコンつけたるから。」
「のど乾いた。」
「はい、水。」
「お腹すいた。」
「じゃあ、この原稿用紙の半分まで書いたら、アイス持ってきたろ。」
立ち上がろうとする息子を押さえつけて、文字を書かせる。
1行書いて、ふらふらしてごろごろして、1行書いて、弟達にちょっかいかけにいって····

保育園児の弟と妹に、
「にいにのストレス、たまんねえー!」
「たまんねえー!」
とはやしたてられる。
庭をぶらぶらして、
「もう書けたんか?」
とお父さんに聞かれ、
「何書いたらいいか、
 わからんのやわ!!」
と逆ギれ。

それでも、昨日で原稿用紙1枚、今日で2枚目~3枚半を書き上げた。残すはまとめの文。

ちょっと終わりが見えて、母は、勝手に達成感を味わっている。
息子も、ベッドで弟達とぴょんぴょん跳ねて遊んでいる。

まだ喜ぶのは早いかな? でも、息子も母も頑張った週末だったよ。自分で自分達を無理やり褒める。