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学校、「行きたくない」から「行かない」への道。その二。学校とどう関わっていくのか。登校刺激、諸費用、PTAどうする?

さて、新年度が始まりました。長男に加害した教員は、退職も異動もせず、新年度を迎えています。さっさと教壇から退いてほしいですね。間違いなく子どもが犠牲になっているはずです。DVは治りません。もしも問題のある教員が長年居座っているとしたら、その学校は、教育委員会から舐められているのです。この学校の児童・生徒や保護者なら、この程度の教員でも文句を言わないだろう、と低く評価されているのです。頭にきませんか。

前回までの投稿では、我が家のふたりの子どもが不登校に至る道のりを書きました。まとめを振り返ってみます。

<長男ケースその一、まとめ>

・担任の苦情は学校に相談しても無駄。むしろ逆効果。

・体罰だけでなく精神的暴力も含む暴力に関して子どもから訴えがあったときは、即不登校を優先する。

<長女ケースその一、まとめ>

・ギフテッドに先生が気づくことは稀である。(責めてないです、知識がないから仕方ない。)

・子どもが不登校を選択し自宅学習を選択すると収入は減り、教材、習い事等、学費の負担がかなり増える。家計はピンチである。間接的に公教育と自宅学習費で二重に負担している状態。

・ケースによっては、医師も不登校を支持してくれる。綺麗事でない学校の闇も承知している医師は、保護者の心の支え。

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子どもたちの不登校の理由は異なりましたが、どんなことをしたか思い出しながら書いていきます。

不登校が始まると、連絡帳をクラスメートが代わりに書いてくれて「早く学校に来てね」等のメッセージ付きで届けてくれるという”登校刺激”があります。よくある対応ではないでしょうか。これは我が家では、子どもが『プレッシャーつらい』とのことでやめてもらいました。先生が自宅に迎えに来ることも、子どもが望まないのでやめてもらいました。特に長男は、先生からの暴力がありましたので、自宅に先生が来た時に、非常に強い恐怖を感じたようです。あらゆる登校刺激を控えてもらうようにしました。

それから、学校にお支払いするあらゆる費用を削れるだけ削りました。給食費、教材費、などです。これは学校はすぐ対応してくれました。一切のサービスを利用していないので0円です。

なかなか厄介だったのがPTAの退会です。子どもが学校に行かないのにPTAに入っている意味がありませんから、退会したいと伝えました。子どもが家にいるのに、旗振り当番も回ってきます。長男の卒業とともに長女の名前で残るPTAを退会するつもりでした。小学校と中学校ではそれぞれ反応が違いましたので、それぞれについて記します。

・小学校の場合

PTAは任意団体です。入退会は自由のはずですが、そう単純なものではないという印象を持っている保護者の方も多いのではと思います。

小学校の担任にPTA退会の意向を伝えましたら、後日教頭同席でもう一度面談の席を設けられ、そこで教頭からPTA退会を認められない理由として、

「PTAをやめると、娘さんに、よくないことが起きる」

と説明を受けました。おかしいですね。祟りがあるのでしょうか。(教育委員会も、傾聴とお祈りばかりで宗教色が強いのですが。)私はすっかりイヤになり、この年度は保留にしました。PTAの問題以外でも話し合いを重ねていましたから、もはやこの学校と話しをしても無駄だ、という諦めの気持ちが蓄積していました。何をしても無駄だという無気力の学習みたいな。

次年度も、「長女によくないことが起きるので、退会は認めないが、活動には参加しなくて良い」とのことでした。私はこのような二枚舌とでも言う学校のいやらしい姿勢に憤慨したんですね。

PTAは、そもそも任意団体であり入退会は自由なはずです。

例えば。ここは地域がら、島から通っている児童がいるのですが、島暮らしの人にもフェリーで来てもらって旗振り当番をやってもらっているし、乳幼児がいようが旗振り当番は免れず、幼子の手を引いてでも旗を振れ、という指導がありました。(我が家は、娘が小さいうちはシルバーさんにお仕事として旗振りを依頼していました。)

「名簿に名前だけは入っているけど、旗振りもしなくていいですので」と、学校のフェアでない姿勢に、私は納得がいかなかったんですね。ベビーカーを歩道の脇に置いて旗振りする保護者もいたというのに、私のような、ややこしい保護者には免除する。私はPTA退会を巡って露呈される学校の二面性に、ほとほと嫌気がさしました。

入学する前、つまりPTA入会に同意する前に、入学予定の児童の個人情報が名簿としてPTAに流れている事自体がおかしいということも、この時、私は学校に言いました。あまりにもいい加減すぎると。そこで、PTAに詳しい他校の友人に、PTAを退会するにはどうしたらいいかたずねました。やはり「入退会は自由だし、学校が退会を認めないのであれば、市P連に相談すればいい」と助言を受けました。PTA役員の中に、知り合いの方がいましたので「学校にPTAを退会させてもらえないので、市 P連に相談する予定だけど、後日伝わることだと思うので、予め、お知らせしておくね」と電話で伝えました。これは金曜日の出来事です。すると、翌日土曜日の朝、教頭から電話があり「あれ、大丈夫ですから。」と言われました。「あれって何ですか?」「PTAの件です」よほど市P連に相談されたくなかったのか、学校の言うことは、まったくあてにならないな、と感じた出来事でした。

・中学校の場合

中学校はもっと頑固で、結局退会させてもらえませんでした。小学校のように「PTAをやめると祟りがある」みたいな脅しはなかったですが、次々と人がやめていったら困るので、名簿に名前だけは残してくれとのことでした。学校に対しては、話し合っても無駄であるという境地にありましたから、放っておきました。費用も払ったことはなかったと思います。

これから入学の方は、PTAの入会に慎重になってほしいと思います。退会するにはどうしたらいいのか、という確認は大事です。入会前にPTAに学校から名簿が流れているとしたら、それはそれで、個人情報保護の観点から問題のある手続きですから、学校にしろPTAにしろ、いい加減な団体ということになります。


学校とは、担任がたまたま仕事ができる人だったり、何となく子どもが適応している限り、このようなボロが見えにくいのですが、ひとたび問題が起き、個別の対応を迫られた時、挙動不審になります。もし不登校で悩んでいる保護者の方が読んでおられたら、これでも学校に子どもを預けますか?もしも学校、ダメだな…と感じているなら、それは極めて真っ当な感覚であると私はお伝えしたいです。

<まとめ>

登校刺激は子どもの意思を尊重する。我が家は全ての登校刺激はNGとした。

不要な費用は支払わない。

PTAを退会しても悪いことは起きない。(不登校が始まると保護者の生活も変わるのでPTAどころじゃない。)できれば入会の際に、退会方法についても確認する。学校が退会を認めなかったり、脅されたら、市P連に相談する。


ここまでお読みくださりありがとうございます。これらのやりとりは思い出すだけで、本当にイヤになります。学校や教育委員会と個人が関っていくとこのような不快の連続です。よくないことが起きるだの、お祈りだの。先生はメモはとるけど記録はとらないだの。(←記録の取り扱いについては、後日書きます。)子どもを預けられる団体ではないな、という思いが、どんどん強く大きくなっていくのです。








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