「わからない」喜び

最近、寝る前に玉置浩二さんの曲をYouTubeで聞いています。

今月行った玉置浩二さんのコンサートの余韻を引きずっているようです。

私が小学生の頃に流行った「蒼い瞳のエリス」、「恋の予感」、「プルシアンブルーの肖像」はもちろん、知らなかった曲にもたくさんふれています。

そのなかで今1番気になるのが「月に濡れたふたり」。

歌詞の主人公の性別がわからないのです。

姉に「あんたは女の姿をしたオカマだ」と言われている私は、この曲の性別不明なところに親近感を覚え、惹かれています。

また、サビの「なつかしい昨日より 夢見る明日より 確かな今だけがほしいから」という歌詞にも心を掴まれております。

以前、紹介した黒夢の「ゲルニカ」の歌詞「過去と未来を捨てていくよ」もそうですが、刹那的な言葉に胸を締めつけられやすい体質のようです。

「わからないもの」って、どうしてこんなに魅力的なんでしょうね。

わからない、わからないと考えるうちに、虜になる快感。

これからの人生にも、どうかほどほどに散りばめられていますように。

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