小御門優一郎(脚本家)

脚本家。いろんな物語を作っています。 ストーリーレーベル「ノーミーツ」主宰。第65回岸…

小御門優一郎(脚本家)

脚本家。いろんな物語を作っています。 ストーリーレーベル「ノーミーツ」主宰。第65回岸田國士戯曲賞ノミネート。YOASOBI「三原色」原作小説『RGB』など。

最近の記事

日記「日曜日の恐怖」

昨日、明け方までとある作業をしていて、今日は昼過ぎまで寝ていた。 出かける予定はなかったので、目覚めた後も30分ほどベッドから起き上がらず、漫画アプリで更新されたエピソードをダラダラと読んでいた。 そのあたりから、どうにも調子が悪い1日になりそうな予感がしていた。 先週は結構オラオラな気持ちで過ごしていたのだけれど、その反動が来たのか、2日前くらいから僕は弱気になり始めていたのだ。 というか、そのオラオラ期間のせいな気がする。少し前に、ちょっと今年のスケジュールを

    • 今はただ「"原作通り"至上主義」が正義になってしまいませんように、としか言うことができない

      脚本家を名乗らせてもらっている身としては、非常に痛ましいニュースを受け取った日だった。 原作を生み出した人、それをメディア化しようと中心となって動く局のプロデューサー、本来映像や映画のために作られていない原作を別メディアで製作可能な台本という形にする脚本家。どれも大変な仕事。関わっている誰もが、ダメな作品を作ろうとしていた訳はない。 現状、憶測でだれか、特定のポジションにいる人を責めることはできないし、責めるべきでもない。 「こうげきしたかったわけじゃなくて」という原作

      • 「作業配信」という行為

        Youtubeで、机に向かって作業をしている自分の背中を生配信する「作業配信」という行為を、かれこれ1年半くらい続けている。 2022年7月から始めて、現在2024年1月時点で、116回の作業配信を行なっている。平均すると大体4日か5日に一回くらいやっている計算であろうか。 チャンネル登録者は現時点140人で、別に収益化とかは全くできていない弱小チャンネルなのだけど、精神的にはやってよかったと思っているし、これからも細々続けていくつもりである。 なんの区切りのタイミングで

        • ぼくは「物語」だけあればいいのに、ここで作るのは楽しくてー、

          ※このnoteは劇団ノーミーツ1周年記念企画「劇団員24人全員がnote書く」のひとつです。劇団ノーミーツの主宰、脚本家、演出家の小御門優一郎が書いております。 他の劇団員のnoteはこちら 劇団ノーミーツ、立ち上げて1周年だそうでございます。 いや、早いですね。ぼく思うのですけど、光陰が過ぎ去っていくスピードってまるで矢が飛ぶようじゃありませんか? たった一年しか経っていないけど、色んなことがありました、色んなことが変わりました。 ぼく個人のことで言うと、それまで勤め

        日記「日曜日の恐怖」