見出し画像

リアルフリマをしたら、開始30分で100点、2時間で完売してサッパリ。好きなモノには敬意を。

服が好きでして。

季節や場所、会う人によって服を選ぶことは楽しく、「何その柄?」などとツッコミをもらった日にはスキップしてしまいたくなるくらい私の毎日は服に影響されています。値段・ブランド・古着新品は問わず、フラットに、寛容に楽しむタイプです。

時が過ぎると気に入っている服も不要品になります。そもそもそんなに所有しないことがいいのかもしれませんが、ミニマリストになる勇気もやる気もなく。しかしポイっと捨てるのではなく、ZOZOUSED、街の古着屋、メルカリ、リアルフリマを駆使して破棄を最小限にしています。でないと服に怒られそうだ。

大学生の頃(10年以上前!)からmixi(懐かしい!)フリマコミュニティで服のオンライン売買を始めたのをきっかけに、服とのいいお付き合いを心がけています。

先日、5年ぶりくらいに友人とリアルフリマをして、30分で100点、2時間で200点、不要品を即整理できてサッパリできました(昔そんなに飛ぶように売れなかったので中古に対する追い風はまさにメルカリ効果?)。

今日は好きなモノとの付き合い方&敬意を込めた不要品処分について。

リアルフリマは最終手段

不要な服の整理はいくつか段階を踏みます。以下がマイベスト。

<整理のタイミング>
2月と8月の2回。新しい季節が来る少し早いタイミングに整理しておく。整理をすると、去年気に入って着ていたはずなのに忘れていた服の存在に気づきます。自分の記憶力はあてになりません。

<整理をしたら>
①ZOZOUSEDにまるっと送る

ブランド品があり、ダンボール1箱以上を超える場合はここからスタートがおすすめ。夫婦やファミリーだとすぐにいっぱいになるはず。

ZOZOUSEDの買取OK&NG商品はこちら。オンラインでダンボールまたは回収BAGを無料配送してくれるので詰めて送るだけ!査定は1週間程度。査定結果に納得いかない服があれば無料返送もしてくれる。便利すぎる。


②古着屋さんの目利きを楽しむ

ZOZOUSEDの公正な査定結果に、お気に入りがこの値段なんて…!と悲しみにくれた時はこのステップへ。

ZOZOUSEDはビジネスライク(当たり前だ)で、ブランド価値に忠実な印象。一方で、街の古着屋さんはファストファッションやヴィンテージなど、物によって買い取ってくれることも。陳列されている服が思わず欲しくなる店は、きっと買取の相性もいいはず。無料で引き取ってくれるところもあるので、面倒な方はこの変で十分かも!(私は行ったことないですが)都内の買取OKな古着屋はこちら


③安定のメルカリに出品

あと数点…となった場合はやっぱりメルカリ。

ファストファッションや古着も着るためか、このステップになったことはありません。写真を撮って、商品コピーライティング、詳細登録、着用画像撮影、値段交渉、梱包、発送…と意外と手間がかかる印象も。時間があればいいかな?mixiでフリマしてたときは個人情報を聞いて深夜に郵便局に行ってたよ。。メルカリすごい。


④最終手段のリアルフリマ

ここまでくると、もう数百円、無料でいいから誰か愛用してくれ、というような仏のような気持ちになっています。

車とビニールシート、場所代(開催人数問わず3,000円程度)がかかります。メルカリの販売手数料は商品毎に10%なので天秤にかけるといいかも。ただ、場所が近所か車がないと厳しい。1人だと寂しいので、友人や家族と開催するのをオススメします。楽しみ方をもう1つ。「コレ、絶対売れないでしょ笑」みたいなチャレンジ商品を用意すると楽しいですよ。あ!売れた!とテンションが上がります。都内のフリマ開催情報はこちら

リアルフリマ開催の2週間前・・・

12月2日、もう年末!大事にとってあるけど誰かが着た方がいいのではという服、先の売れ残りの服まで結構ある。

メルカリで売ることは諦めて、友人にLINEをしてみたら30分でリアルフリマ開催が決定。


リアルフリマ当日

場所は予約なしで当日参加OKの新宿中央公園。友人の旦那さんに車を出してもらいました。

当日はざっくりこんな感じ。値付けは2人とも安くほとんど数百円。リアルフリマは売上げを期待せず、不要品が誰かの手に渡ることがHAPPYくらいに期待しないのがいいです。結果、経費を除いて15,000円/人くらいの売上げでしたが!

9:30:自宅に迎えに来てもらう(売るモノにポスターと箒を持って来て笑われる、売れた時に渡すショッパーを持って行くのを忘れずに)

10:00:近くのドンキホーテでビニールシートをGET。車で軽食を食べる

10:30:会場到着、受付で場所代を払う(2,500円)。新宿中央公園はビニールシート100円でレンタルしてた。

11:00:ビニールシートを設置、もう1人が搬入。搬入途中なのに来場者に中身を開封されて強制スタート。コレいくらの嵐。

11:30:100点くらい売れて引き続き大盛況。履いてきた靴が危うく売れそうになるのを阻止。飲み物飲みたいのにどこかにいった。

12:00:まだまだ売れる。母親からもらった指輪が紛れていて慌てて引き上げる。

12:30:あとちょっと。売れないものは値引き、無料にし始める。可愛い学生さんがやってきておまけして気分良くなる。

13:00:やっと落ち着いて近くにお昼ご飯を買いに行く

13:30:全部売れて撤収(達成感と清々しさしかない!)

フリマあるある

その1:開始準備していると強制開店となりカオスになる
シートに荷物を置いた瞬間に人だかりができて、強制開店となります。一番品物が豊富なタイミングなので。逆にサイレントにOPENすると人だかりはできないので後々の売れ行きに影響します。高価に売りたい商品は、手元において防犯対策を。売る値段も決めておかないとさらにカオスになります(友人はマスキングテープに値段を書いて売るモノに貼ってました)。

▼まだ開店していないのに人が寄ってきてカオスの予感に笑うしかない友人

その2:言い値はほぼ無視されて値段交渉
値切ってなんぼの雰囲気があるので、値段聞いてくるけど高いほどその値段で買う人はほぼいないです。やる気がある方は、海外の観光地でふっかけてくる現地の人くらいの気概で楽しんでみてください。私はすでに段階を踏んでいて仏の心なので数百円。数百円から半額を要求する強者はほぼいません。

その3:え、本当に買ってくれるんですか?!
値引き交渉の合間に、え、それ買ってくれるの!?と言う神様みたいな人が現れます。今回は、なぜか自宅に2本あった箒を1つ(使用済み)持って行ったのですが、ちょうど欲しかった人がいたので差し上げました。逆に、思い入れのあるモノは最後まで売れなかったりも。

その4:やっぱり売るのやめようかな…!?
不要品のはずなのに「コレいいね〜」と広げながら褒めてもらうと一瞬気持ちが揺らぎます。

その5:え、この人売る気あるのか…!?
隣のお店が売れる気配がない。でもたくさん(売れなさそうな)品物はある。この人何のために今日ココにいるのか考えてしまう。でもその人楽しそう!人の目的は人それぞれ?G◯Pのダウンを3,000円で売っている人も。それ新品で買った方がいいのではなど。フリマワンダーランド、フリマダイバーシティ。

売れても売れなくても楽しいのがリアルフリマ!

天気のいい日に外にいるのは気持ちいい。売れなくても楽しかったね!で終われるのがいいところ。売れたら売れたでなんとも言えない達成感!自分にとっては不要品だけど、誰かにとっては価値あるもの。売り切る商売っ気よりも、誰かに渡って嬉しい、くらいがちょうどいい!

最後に。

好きなものはついつい買ってしまいます。必ずしも「後に高く売れるかどうか」を忖度している訳でもなく(徹底している人がいたらすごい)。ずっと愛用できればいいですが、その保証はない。かといって、最初から「売り易いもの」を前提に買うのもなんか違う。

ちょっと忙しくなって自分に余裕がなくなると、都合よくモノに言い訳をつけてポイッとしまいそうになります(実際してしまう)。結果的に処分せざるを得ないことになっても、利用してくれる人を探す一手間は、買ったモノへの敬意だなと、すっからかんになったフリマのシートを見て思いました。

おまけ

久々にリアルフリマ、しかも冬に開催をしたら風邪をひき、さらにインフルエンザになりました。リアルフリマするときはあったかく、そしてマスクとを忘れずに♫

こんにちは!マーケティングとPR+自由演技を愛する人。noteゆるゆる更新中。学芸大学、旅と古着好き、本はだいたいSPBSで調達、時々トレーニング。気づいたことを自由研究。