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食べ物を粗末にすると、、

こんにちは、コメヤノムスコです!

先日、とある食品工場で単発バイトをしてきました!

ここでは、全国屈指の大手コンビニエンスストアで売られているパンや和菓子、チルド商品を製造しています。

とても大きな工場で、広大な土地にどーんと構えていて従業員の数も半端ではありません。

衛生管理もさすがの一言。
身だしなみチェックはもちろん、毛やホコリの混入防止にも予断がありません。

とても清潔な職場でとても気持ちよかったです。

いざ、作業開始!


さぁいよいよ製造ラインへ入ります。

今回私が担当したのは和菓子製造ライン。
だんごやお餅、ゼリーに寒天など、数種類のスイーツをグループごとに数時間かけて製造していきます。

各メンバーへ役割が与えられており、流れてくる容器にひたすら並べ続ける単純作業です。

あまりこういった職に触れてこなかったので、長時間の単純作業に耐えられるか心配でしたが、ここで意外な発見が。

並べながら頭の中をぼーっとさせることで、なんだか瞑想に近い感じになり、あれやこれやと頭の中で考えているうちに時間がサッと過ぎていきました。

自分にぼーっとする才能があると気づいた瞬間でした。笑


さて、ここからが本題。

ずーっとライン作業をしていると、もちろん少し崩れた商品ができあがります。

ちょっと形が崩れてたり、上にかける餡子がはみ出したり、ゼリーを固める際に少し泡が残ってしまったり。

するとどうなるか。

ゴミ箱へ直行。

お腹を空かせながら働いてる私の目の前で。

まだ全然食べれる、というか捨てる意味がわからない食材たちが捨てられていく。

僕にとってはこれ、すごく辛いことなんです。
食べられるはずの食べ物がすごい勢いでゴミ箱へ捨てられていく。

悲しすぎる。

"きれいな見た目のものじゃないと売れない"

"そんな1個1個気にしてられない"

もちろんわかります。

大手になればなるほど
そんな商品1個単位で気にしてられない。

仕方のないことかもしれません。

ただ、米粒1つ残さず食べるように育てられてきた自分にとっては、やはり疑問に感じざるを得ません。

オートマティックに作られては、棚に並ぶこともなく捨てられていく食べ物たち。

食材が泣いているように感じました。

"あれ、食べ物ってなんだっけ?"

大地の恵みや、食べれることへの有り難さをいっぱいに感じさせてくれる愛すべき食べ物たち。

それをこんな粗末に扱ってもいいのだろうか。
人間のエゴで。

そもそもこんなに作る必要があるのか。

私の目の前を運ばれていくのは、もはや食べ物でもなんでもなく、工業製品だったのです。

現実を目の当たりにして


できる限り食品ロスを無くしたい。

そんな思いを持ちながら、ちまちまとおにぎり屋をやっていましたが、規模の違いすぎる食品ロスの量を目の当たりにして、自分の無力さをひしひしと感じました。

それでも!
せめて自分の周りだけでも!

食品ロスを減らしたい。
捨てらていく食べ物たちを見たくない。

飲食をやってると食品ロスはつきものですが、どうにかこうにか減らしていける工夫と努力をしたいと思いました。

"食べ物を粗末にするとバチが当たる"

昔から語られている言葉です。

これからを生きる子たちが、いつまでもおいしいものを食べられるように。
そして何より、自分がこれからもおいしい食べ物をいっぱい食べられるように。

人類にバチがあたらないように。

食に向き合っていきたいと思います。

ライン作業で頭をぼーっとさせながら、ひたすらそんなことを考えていたコメヤノムスコでした。



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