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他人に自分を理解してもらうツール

今頃また、愛の不時着を観返してる。
改めて観てみたら、刺さったセリフがあった。
「韓国に帰ったら何をしてもいいけど、孤独にはなるな」
北朝鮮に飛ばされてしまった今の状況とは対称的に、韓国にいた頃はお金持ちで周りには社員や家族もいたはずなのヒロインなのに、実は孤独だったんだよな~と2週目ながらジンと来た。

昔、母親と喧嘩した時に言われた言葉がある。
「1人でいて寂しいより、2人でいて寂しい方が寂しい」
母子家庭だったので、今考えると色々な人生経験が含まれている気がする。


最近、恋愛モノの脚本を描くことが増えた。
描いていく中で、自分もわからない自分を他人に理解してほしいと思っていることを自覚した。我ながら我儘だな~と思うけど、他人に自分を理解してもらうツールとして恋愛を使った脚本を描いてばっかり。

今年になってマッチングアプリを始めてすぐ挫折してしまった負け惜しみじゃないけど、欲しいのは恋人じゃなく、理解者なんだよな、としみじみ思う。周りに人がいても、というか、多分いるからこそ、周りの誰にも理解してもらえないことに強い孤独感を抱いてしまう。

そんな孤独を払拭できるような理解者が欲しいな~と思う。
そういう理解者を得る過程を恋愛を通して脚本で描いていきたいな~とも思うけど、同時に、家族でもない他人とお互いを理解しあう理解者になれるようなツールが、恋愛以外にあればいいのにな~とも、思う。


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