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自宅出産を語ってください②

みなさんこんにちは!山田です。

本日は自宅出産のご夫婦を取材させていただきました。

お二人とも20代。そして研修医です。研修医といっても医師免許をお持ちですので
ドクターです。これから専門分野を決めていくとのことでした。

そんなお二人がなぜ自宅でのお産を選んだのか。医療の現場の考え方とのギャップや実際にお産はどうだったのか。その後の経過はどうなのか。

いろんな質問をさせていただきました。

赤ちゃんも9ヶ月でスクスクと育ってとてもしっかりしている印象でした。抱っこした時の感覚はずっしりとして安定感がありました。

とっても表情豊かで穏やかな心地。私もほわわ〜んといい気分になってしまします。赤ちゃんパワーすごいですよね〜。

お二人の話を聞いていると、「一番自分達に楽な選択をした」

という内容で結果とても満足している様子でした。また、

「お産のスタイルは普段のライフスタイルと同じ」

なんだなぁとあらためて思いました。

逆にお産だけを理想の形にしようとすることは、現場の助産師に聞いても、結構いろいろ大変なようです。

話を聞いていると、お産までにしっかり動いて気力体力をつくっていったり、食事やルーティンを整えていったり、妊娠以前からお産を意識して過ごしているか。

そして妊娠後もどのようなライフスタイルであるか、メンタル面も和やかにポジティブに過ごしているかなどでお産の質がだいぶ違うものになるようです。

現代を自由に生きるという中に、お産を前提にした女性の体の考え方というものがすっかり抜けてしまっているとも指摘されます。

例えばですが、ネイティブアメリカンは部族によっては、7代先まで考えて生きると言われています。私たち現代人には耳が痛いように響くかもしれません。

ですが、そういう少し長い時間感覚からお産を見つめると、自ずと自分のライフスタイルに必要なことがわかってくることもあるように思います。

お産で産んだ赤ちゃんもいつかは母になり父になり、また命を生みます。

過去から未来へ身体を受け継いでいく途中に私たちがいるとしたら、いい感じでそのバトンを渡してあげたいと、私は思ってしまいます。

先祖が誰か一人でも欠けていたら自分も存在していなかったと思うと、未来の子孫たちから私たちへの相当な期待がある気がします。

彼らからすれば存在そのものがありがたいわけですから、私たちの自己肯定感も高まるのではないでしょうか。

7代先を見つめたり時間軸をぐーんと広げて物事を考えることは、現代日本人には面倒な感じもしますが、精神的な充実感につながる思考のようにも思います。

それにしても20代で自分たちの選択で自宅出産をされるなんて、すごいですよね〜。私の20代とは月とスッポンです。。

本当に人の役に立つことを医療者という立場から提供したい、という彼らの志がどんなふうに実現していくのか、今からとても楽しみなお二人でした。



お産のインタビューは自宅出産に関わらず、病院でのお産体験、不妊治療、帝王切開など様々なお母さんの体験談を取材しています。

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クラウドファンディングも1週間を過ぎましたが、撮影編集と栽培指導で日々動き回っている今日この頃です。


2023年5月27日現在のところ、7名の方にご支援いただき、¥58,000集まりました。

初のクラウドファンディングなのでこれがどんな状況なのか全くわかりませんが、今ご支援いただいている状況は、私の新しい取り組みを純粋に応援したい!という支援者さまのあたたかいお気持ちが占めているように感じています。

本当にありがとうございます!

組織だった戦略も一切ない今回の開催。私個人の提案だけでどこまでできるのか分かりませんが、残り56日間開催して参ります。

ご支援いただけましたら嬉しいです!






映像制作をはじめとした活動費に使わせていただきます。ありがとうございます!