YahooとLINEの経営統合、うごめく4つの思惑
こんにちは、孔明(@komei_marketer)です。
このノートでは、最近流行っているモノの理由を分析して、ざっくばらんに自分の意見をまとめ、マーケティング活動を行っている方々に対して「日々の活動に参考になるもの」を届ける目的で書いています。
少し前のニュースですが、11月13日に飛び込んできた「YahooとLINEの経営統合」に関してのニュースは日本全体を激震させました。
この報道がなされるや否や、様々な考察記事がアップされています。
様々な報道や記事に「今回の統合の狙い」については記載がされていますが、各社のほんとうの思惑は何なのかを今回のnoteにまとめてみましたので、最後まで一読いただけますと幸いです。
1. Yahooの思惑)顧客接点の増強
Yahoo側の思惑はなんといっても顧客接点の増強、特に10代~30代の年齢層における「顧客接点」をLINE買収により獲得したい、というものでしょう。
下記はYahooの利用年代層について、公式から出されている見解によると利用年代層は40代以上のユーザーが多くを占めています。
年齢層では男女ともに40代、50代のユーザーが多く、他メディアと比較して年収700万円以上のユーザー構成比が高い傾向があります。ライフスタイル系の業界との相性がよく、衣食住に関わるコンテンツの親和性が高い傾向にあります。
» 参考)実は経営層や主婦層のユーザーが多い? リーチ獲得におけるYahoo! JAPANのメディア価値
一方、LINEのアクティブユーザーについては全年代を広めにカバーしており、特に10代~30代の年齢層をカバーできています。
» 参考)アプリ部 2018年「公表データ」で見る主要SNSの利用者数と、年代別推移まとめ
このようなユーザー分布になっているのは、下記のような要因が上げられるでしょう。
■Yahoo
昔ながらの検索ポータルサービスで40代以上の年齢層の方に馴染みが深い
■LINE
メッセンジャーアプリとして「誰かに連絡を取るならLINE」という地位を日本国内で獲得しており、暇な若年層は特にLINEでコミュニケーションを取っている
体感としても当たり前といえば当たり前ですが、お互いに補完関係にあるユーザー構成だからこそ、統合をしたいという思惑が生まれたのではないでしょうか。
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■YahooとLINEの経営統合、うごめく4つの思惑
1. Yahooの思惑)顧客接点の増強
2. LINEの思惑)●●領域の強化
3. NAVERの思惑)実はLINEを●●したい!?
4. Softbankグループの思惑)●●への売却 or ●●との統合
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