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時短ママでも管理職になれることの体現を目指し活躍中の社員をインタビュー!

こんにちは。KOMEHYO note編集部です。
入社5年目でプロジェクトリーダーに抜擢された井口 汐里。その後、産休育休を3年間取得し、今年の4月に職場復帰。現在は、時短という限られた労働時間の中で、仕事と育児を両立させながら活躍する2児の母です。
今回はそんな井口に、現在の業務内容や産休・育休前後の働き方について聞きました。


■ファッションフロア担当とのことですが、元々ファッションに興味があったのですか?

はい。元々ファッションが好きで4年制大学のファッション科に通っていました。ただ、入学してみると想像以上に座学での勉強が多く、実際に手を動かして学ぶことや刺激的な授業が少ないと感じ、卒業後にファッション専門学校に入り直しました。
就職活動の際、はじめはデザイナーを志望して活動していました。が、憧れのトップブランドに携われるのはほんの一握りなうえ、既製服ブランドでのデザイナー業は作業をこなすものに思えてしまい、ファッションに携る仕事をもう少し視野を広げて探し直し、最終的にコメ兵に就職を決めました。

就職活動の状況を語る。

■現在の業務を教えてください。

1日の流れは、9:30に出社し、まずはその日働くメンバーの経験や能力を踏まえ、最適なバランスで売り場を回せるような人員配置や作業スケジュールを立てます。その後は上司であるフロアリーダーと、前日売れた商品やお客様からの要望などの報連相をします。
店舗の開店時間である10:30からは、売り場で商品情報や助言を伝えて接客スタッフの手助けをしたり、その時に人手が足りていないところをサポートします。ファッションフロアは、パートさんやアルバイトさんも多く、接客が得意な人もいれば、レジや裏方での作業が得意な人もいるので、なるべくそれぞれの得意を生かしてストレス少なく働けるよう心がけています。
16:30に子どものお迎えのため、退勤します。一緒に働いているメンバーはみんな優しくて、たまに退勤のタイミングでお客様対応などをしていると、さりげなく代わってくれたりします。

接客する様子

■産休・育休に入るまでに印象的な出来事があれば教えてください

第1子妊娠時に、上司に報告するタイミングを悩みに悩んだことですかね。
妊娠がわかった直後に上司から呼び出され「井口さんには若手の代表として、引っ張っていってもらいたいと思ってる。」と、次のファッション関連プロジェクトのリーダーに推薦してくれたことを教えてもらいました。
本来の私であればすごく喜ぶと思うのですが、その時は「いずれ抜けてしまう身なのにどうしよう…でもまだ初期だから伝えない方がいいだろうし…いつ言えばいいんだろう…」と困惑する気持ちが勝り、今思えばかなり微妙なリアクションに(笑)。
その後も上司に打ち明けるタイミングが掴めず、悶々と過ごしていましたが、救ってくれたのは日頃から良くしてくれていた先輩でした。
飲み会の席で、飲酒をしないことから事態を察してくれた先輩が「もう隠さなくても大丈夫だよ。みんなわかってくれるから。」と切り出してくれたのです。その言葉でそれまで1人で抱えていた不安が溢れだし、号泣しながら自分の正直な気持ちを打ち明けることができました。
さらに「産休に入るからって何も引け目に感じることはないよ。女性だから、ママだから、評価されない、出世できないではなくて、むしろ井口さんが産休・育休の前後でもきちんと仕事をして出世する道筋を作って、後輩たちに残してあげないと!」という言葉をもらい、確かにそうだ!とふっと肩の荷が降りたことを覚えています。その後すぐに上司に報告することができました。
妊娠中もプロジェクトに励み、無事完遂できた後、チームのみんなからは「人生の中で子どもを生んで育てる機会はそう何回もない大切な時間だから」と温かく産休に送り出してもらいました。

■復職の際の職場の反応はどうでしたか?

本店のレディースファッションフロアは現在全員女性で、ありがたいことに、皆さん「子育てしながら働くこと」への理解と配慮があります。
子ども2人は年子のため、順番に体調不良になりお休みが伸びるなど、中々思うように出勤できない時もありました。でも、「最初は皆そんなものだから気負わなくていいからね」とフォローしてくれたり、「看病疲れしてない?」と、経験者だからこそ気づいてくれる“ママの心身の疲れ”まで労わる言葉をかけてくれたりと、子育てママの先輩でもある皆さんにいつも救われています。

レジにて販売業務をする井口さん

■今後の展望を教えてください。

目指しているのは、時短勤務で子育て中のママでも管理職になり、”やることやってサクッと帰る”かっこいい背中を、後輩やこれから入社する人達に見せることです。
今でも管理職として活躍されている先輩ママ社員はいますが、まだあまり多くはありません。後輩たちとも年次が近い自分が、そういった道もあるよと示せる存在になり、後輩たちの選択肢を増やせたらいいなと思います。

今後の展望について語る。

みんなにも読んでほしいですか?

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