小学生に伝えておきたいオンライン授業の作法

シーンと静まり返る教室。
僕の声だけが教室に響き渡る。

学級閉鎖でオンライン授業を実施しました。

子どもたちは6年生。

はじめて家で受ける授業。
後ろは自分の部屋だし、パジャマの人もいたでしょう。
起きてすぐに机の前に座った人もいるかもしれない。
もちろん恥ずかしさもあるでしょう。
見せられない寝癖をつけていることもあるでしょう。

でも、あなたたちのオンライン授業を受ける姿勢ではこれからの社会はいきていけない。
一発退場を命じられると思う。

今からいう2つのことは絶対に覚えておいてください。

一つ目。

対面でしないことはやらない!

例えば教室で、連絡を最後まで聞かずに途中で席を立って出て行く人はいない。

これこそ目の前でやったら一発退場。

でも、オンライン授業だと、もう終わることがわかった瞬間に平気で退出する。

失礼ですよね。

面と向かってだと言えない言葉を言ってしまったり、コメントとして投稿したり。

顔が見えていないからこそ、想像力を働かせて相手のことをを考える。そんな人であってほしいです。

二つ目。

リアクションをきちんととる。

話している人が話しやすい環境をつくれるか。
それとも、顔を見せる必要もないから何もリアクションしないか。

相手が気持ちよく話すためにはリアクションが絶対に必要です。

大学生になったり社会に出たりしたらリアクションを取らないことに誰も文句を言わない。

ただ、絶対に大学の先生や会社のえらい人は見ていて、黙ってアウトが宣告されます。

知らないうちにチャンスはどこかへ。

リアクションも含めてあなたの仕事です。
ちゃんと仕事はしたほうがいい。

オンラインでのやりとりが当たり前の今、オンライン上の作法は必ず身につけよう。

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