悔しいな。ICT推進がピンチ

今年からタブレット端末が本格導入されました。

とりあえずやってみようということで、必死に頑張ってきました。

組織を立ち上げて、年間計画をつくって、たくさん研修もして。

その成果もあってか、タブレット端末を使うことが日常になりました。

市の取材も受けました。

日常になったからこそ、トラブルもたくさん起こったし改善点もたくさん生ました。

来年度もたくさん研修をして、よりよくタブレット端末を活用できるようにしなければと考えていた矢先…

来年度の研修を道徳中心にするといった話が出ています。

なんで道徳?
え、タブレット端末に関わることじゃないの?
(道徳を批判したいわけではありません。)


理由は、
みんなタブレット端末を使えるようになったから。
もうこれ以上必要ないってことらしいです。

僕の中では、
どのような子どもの姿を目指すのか。
タブレット端末を使ってどのような学びを目指すのか。
学校教育はどのように進んでいるのか。


学習指導要領や文科省の答申などを参照しながら、タブレット端末使用のビジョンを示してきたつもりです。

今はただただ操作方法をわかっただけ。

タブレット端末が深い学びにつながっていない。
教科の本質にせまるために使われてもいない。
探求の道具としても活用されていない。

それなのに、それなのに。

僕の説明がわるかったのか、取り組みが悪かったのか。

なんだか悔しくてモヤモヤします。

子どもたちの学びの機会が失われてしまうことに怒りを感じているのか。
それとも、今年度のことを蔑ろにされたことに怒りを感じているのか。


自分の感情の根源がはっきりしないですが、とりあえず今は悔しくて悲しいです。

どうしようか。

でも、このまま撤退したくないし、僕はタブレット端末の使用は絶対に推進する必要があると思ってる。

ちょっと考えてまたがんばります。

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