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頼ってもらえる場所にいる

こんにちは!米の佐藤です。

今回は久々にお仕事の紹介。6月16日にリリースされた米津玄師さんの新曲「Pale Blue」をモチーフとしたARカメラコンテンツ「#PaleBlueLetter カメラ」を紹介します!

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「#PaleBlueLetter カメラ」は米津玄師さんの新曲「Pale Blue」の世界観を踏襲したARカメラコンテンツです。スマートフォンでこのカメラを起動すると「Looking for Pale Blue」という文字が画面に現れ、そのまま青空にスマホをかざしていると空が次第にPale Blue加工されていき、星空が出現。最後に米津さんからのメッセージとイラストが浮かび上がるという、ロマンティックな体験コンテンツです。米は特設サイト含めて、プロデュース、プランニング、ディレクション、そして制作を担当しました。

米津玄師オフィシャルサイトにひっそりと実装されたあと、InstagramやTwitterなどSNSを通してファンの間でじわじわと広がっていき、最終的にはテレビ、webメディアにも取り上げられ、多くの人に体験していただけました。

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詳しくはこちらをどうぞ!
http://komeinc.com/works/paleblue/

そして今回のリリースにあたり、米もデジタル施策のプランニングのお手伝いをした一連の施策がどんなものだったかがまとまった動画があるので、ぜひこちらもご覧ください🤲!


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🍚このひとしかいない!

リリースにあたりロマンチックなコンテンツをつくりたいとご相談いただいて企画した今回のARカメラ、正直企画段階でとても悩んだお仕事でした!もう公開後なので大丈夫かな...と思って言ってしまうのですが、なぜなら企画を考えるにあたり、わたしたちが持っていた情報は「新曲はPaleBlueというタイトル」「リコカツというドラマの主題歌」「米津さんとしては久しぶりのラブソング」という内容のみで。。(!!) その中で、新曲の世界観を壊さない、ロマンチックなメッセージ性のある企画ってどんなのがいいかな・・・と日々手探りで企画を考えていたからです。

そこで今回、プランニングと実装面での心強いパートナーとしてご一緒したのが宮川さん。クリエイティブエージェンシーmonopoでクリエイティブディレクション、コピー、プランニング、さらには自ら実装まで手がける、めちゃくちゃスーパークリエイターな方です。今回、このお仕事が始まった段階で「宮川さんしかいない!!」と思い、すぐにお声をかけさせていただき、プランニングから一緒に進めていきましたが、この企画は、宮川さんがいたから実現できたと言っても過言ではないです....🙏!

宮川さんのすごいところは、プログラマーとしての確かな腕があるからこそ、実現性の高いアウトプットから逆算したプランニングができるところ、そしてカルチャーやエンタメの知識が豊富で、同時に、本当にこれはファンのみんなが喜んでくれるかな?というファンとしての気持ちや目線をとても大切にされているところです。(他にももっともっとある...🥺)

限られた情報と期間と予算の中でのデジタル施策、米津玄師という絶大なアーティストのお仕事で、頼れるのは宮川さんだッ...!!!!!🔥🔥🔥
ということで企画からアウトプットまで駆け抜けるようにご一緒したのですが、演出や細かい体験設計まで、宮川さんとのマルチな視点での会話があってこそ気づけたところや美しくなったところがたくさんあって、本当に刺激を受けながらお仕事させていただきました。

さらにこのロマンチックな世界観を生み出してくれたアートディレクターの中川さんも、米にとってここぞというときに信頼できるスーパーデザイナーさんなのですが、中川さんのことも今後別のnoteでぜひご紹介したいと思います!✌️

そんな風にかなり痺れるスケジュールの中、一緒に悩んで、作って、検証しながらみんなで空を送りあったりして・・なかなか大変なお仕事ではありましたが、最高のチームでできたことが何より楽しくて嬉しくて。さらにたくさんのファンの皆さんに喜んでいただけたことが、作り手としてのしあわせを感じるお仕事になったなあと思います。


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🍚ちゃんと”そこ”にいる

そんな宮川さんについて、佐藤の中で印象深く残っている出来事を紹介します。あれはコロナが流行して、リモートワークが推奨され始めた1年前の出来事・・・

とある夏の日、友人と話していたときに、ふとお仕事の話になって宮川さんの名前が出たんです。別々のお仕事ではあるけどお互いに宮川さんとお仕事をしたことがある同士で、宮川さんのいないところで宮川さんの話が盛り上がるという、不思議な出来事がありました。

その後、Twitterでこんなやりとりを。

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(すでに愛されている宮川さんがめちゃくちゃ愛してくれる件...)

当人がいないところでその人のお仕事や最高なところについて話が盛り上がるってすごいことだと思うのですが、この出来事で佐藤は、宮川さんは「ちゃんとそこにいる」方なんだなあと思いました。「ちゃんとそこにいる」というのは米でよく話している言葉で、社会や企業や身近な人が、困った時や必要な時にちゃんと求められるように存在し続けることという意識のような言葉です。こんな風に、こういうお仕事があって...という時に名前がふと出るといったことも然り。。

”そこ”にいるためには、自分が「こんなことができるよ!」をわかりやすく伝えていたり、困ったときに気軽に相談してもらえる位置にいたり、さらには「こんなことをやってみたいから声をかけてほしい!」と発信していたり・・・そういう日々の言語化や準備が大切です。

やってみたいことがある人の頭の中に。
実現できると信じてもらえる選択肢の中に。
誰かが相談したいと思ったときに、
ちゃんと”そこ”にいなければ、
なかなかチャンスはやってきません。

こんなことをやってみたい、こういうひととやってみたい、と思っているお客さんやパートナーさんが思い出してくれる存在になれるように、ちゃんと”そこ”にいるように、日頃からできることを探して、考えて、声に出して、準備をしていくこと。そうしてご一緒できた際には最大限エグゼキューションすること。そしてまた、忘れられないように存在し続けること。

佐藤としては、足りてないなあと意識していることでもあって日々悩みまくっているところでもあるんですが... 宮川さんも中川さんも、どんなパートナーさんも、お仕事をご相談したいときにちゃんと米の中にいてくださるからこそお声がけすることができるのだなあと思いますし、ふと宮川さんと友人との出来事を思い出して、改めて「ちゃんとそこにいる」ことの大切さを感じました。

実現したいことがある。そんなときに懐刀として頼ってもらえるように。エグゼキューションカンパニーとして、米として。そして米のスタッフとしても、ちゃんと”そこ”にいられるようにしていきたいなあと思います。

と、印象深い出来事といいながらも本人不在の出来事を語るという、突っ込まれそうな締めくくりになってしまったのですが笑(宮川さんごめんなさい!!)、今後とも大好きなパートナーのみなさんをご紹介できるように、どんどん胸アツなお仕事をしていきます〜〜っ!

それでは〜!


株式会社 米 / kome inc.
https://komeinc.com/


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