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【オーストラリア滞在記】初の国内線でブリスベンへ、留学の目的意識を持つ、4日目

オーストラリアに来てまだ4日目なのかと書いていて驚き。私的には1週間はいた気がしていた。それくらいにケアンズではいろんなことを体験できて私なりに収穫のあった滞在だったと思う。

このオーストラリアへきた目的は勉学だけど、ビザはワーキングホリデービザ。
語学力向上はもちろんだけどそれよりも私はこの国の生活様式と文化、価値観を知りたくてきた。それに付随して自然にどっぷり浸かりたいという欲もあったので、どこかの学校へ通わずに現地で働いた方がいろんなことに接することができると思った。
いつかちゃんと目的、目標、そのための計画を頭の中ではなく文章としてアウトプットしなければとは思っているものの、今さっき読んだFBグループの投稿内容とコメントにちょっとしたネガティブな気持ちも出てきてしまったのでもうしばらく自分の中で咀嚼しようと思う。

投稿の内容はなぜ日本人がワーホリにくるのか、ワーホリにメリットはあるのか?というもの。
いろんなリスクが提示されており、尻込みしてしまう内容だった。
かなりの数のコメントが来ており、いろんな理由がある中で、肯定も否定も半分半分といった様子。

肯定的に捉えられるのは、目的・目標があること。ただ”いろんな経験をしたい”という理由だけでは、リスク面を考えると不安にうつるみたい。言語や文化の違う国で1人で生きていくためには、自分自身を守るための手段がしっかりとあり、下調べをして目的意識を持って正しい判断をできることが必要と。
投稿をした人は、目先の”稼げる”というワードだけを信じて何も目的なくオーストラリアで数年惰性に生活することは、今後の自分の人生をある意味無駄にする行為だと言いたかったのかな。ワーホリで数年過ごすというのは職歴を空白にするのと同意であるとも話していて。ここにぐさっときた。
”いろんな経験をしたい”の”いろんな経験”を具体的に持たなければ、そしてその経験を土壌として実らせたい先を自分の中に持っていなければ、費やしたその時間に説得力がなくなるのか。先に述べたように、ただ時間を無駄にとは言いたくないけれど、もしどこかへ就職したいと考えたときに、先方にはそうとられても仕方がない、と言いたいのだろうと私は理解した。

始めにこの投稿を読んだ時、観光気分で幕開けた自分を、税関での出来事も思い出してかなりドキッとさせた。ホリデーと言えどこの先の人生を考えて私はオーストラリアに来たのだ。
終わりよければ全てよしともいうけれど、その終わりまでの過程は今自分が選択するわけで、後々どこかの選択が間違っていたと思っても、最後は目標に近づけるように今できる精一杯のことをしたいと思う。

さて、なんだか重い気持ちで始まった移動日。
相変わらずの多荷物にタクシーの運転手さんも苦笑い。キャリーは容量オーバーしていて、空港で荷物を再度整理する。私の他にも数名、同じようなことをしているお客さんたちがいた。仲間たちよ。

ブリスベンへの飛行機は6列でも小さな飛行機。ちゃんと呼ばれた順に行ったと思ったものの、私よりも後に乗るはずの人たちがやはり先に乗っている。これは日本も世界も関係ない。
私は一番窓際で、隣の席は黒人の女性。この人がなかなか強めの人で、真ん中であるからか左右の私ともう1人の方まで腕を広げて座るのだ。さらには途中からノリ良く踊り出し、かと思えばテーブルに突っ伏したり、中々ハラハラさせられた2時間のフライトだった。

飛行機へ搭乗して約2時間ちょっとでブリスベン空港へ到着。ケアンズと打って変わりかなり涼しく感じる。気温は27度とそこまで変わりないものの、風の軽さが違う、気がする。少しカラッとした秋風のような雰囲気。ケアンズはどこかムッとした南国感があったのに対し、こちらは人々の纏う服だけではなく雰囲気も落ち着いている気がする。さすが住みやすい都市にランクインした街。

ホテルまでは迷わずタクシーで。他にバスや電車などもあるようで、徒歩と同じくらい電車やバス移動好きな私は異国の乗り物にかなり惹かれたものの、知らない街でこの大荷物を持って迷うことはしたくないという気持ちが勝りUberを呼んだ。ホテルまではタクシーで20分ほど。中心地からは徒歩で30分ではあったけど、今回の滞在では絶対いいところに滞在したかったので、予算との兼ね合いでここにした。
ホテルは、優勝。

部屋にはキッチンだけでなく洗濯機や乾燥機までついている
食器類も揃っているので、そろそろ疲れていた私の胃にはかなり良い滞在となった
ベッドは広めでキングサイズ
バルコニー付きだったので朝夕は外で

さて明日は銀行口座を開設するぞ。

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