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サウナ・スパプロフェッショナル資格を取得する。

仕事帰りに上野の「サウナ北欧」に立ち寄った。今年サウナに入った回数を数えるとちょうど30回目。30回まで到達した記念に「サウナ・スパプロフェッショナル(管理士)」の資格にトライすることにした。
サウナ原体験は、大学2年の時参加した北欧建築ツアーでのヘルシンキ近郊の湖畔にある伝統的なスモークサウナ。そこから30年間は、サウナというと終電に乗り遅れたおじさんがダイエットで入るものという認識だったが、今年思い立ってはじめて静岡の「サウナしきじ」に行き、そこでのサイケデリック体験を経て、サウナの良さに開眼した。
激アツの薬草サウナからまろやかな水風呂へ、そしてととのい椅子で休憩、動悸が激しく、全身が動けなくなり、ふと見ると手足が赤い斑点で覆われている、、「これ、あかんやつかも・・」って脱力していると、、ふと身体が宙に浮かぶような感覚から、天井へぐわんと意識が浮かび上がり、屋根を超えて上昇し宇宙へと到達した。気が付くと何とも言えない多幸感に包まれて、意識が戻ってくるまで静かに椅子に座っていた。
その後は、脳内に快楽物質が分泌された「サウナしきじ」でのこの変性意識状態を求めて、在宅勤務の合間に都内近郊のサウナを巡るサウナ・ツーリズムに夢中になった。普段行くようなお洒落スポットではなく、サウナを求めて、山手線の右側やこれまでに行ったことがない場末の街に行く楽しみも発見した。
だんだんエスカレートしてよりハードな温冷交代浴を求めてしまうようになってきたので、これからは少しソフトに長くサウナと付き合っていきたいと思うこの頃である。

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