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故郷を好きになりたい

こんにちは、小松優衣です。
お久しぶりです。

今日は【地方創生】をテーマにお話ししたいと思います。

故郷

私は山形県で生まれ、育ちました。
冒頭からぶっちゃけますが、私はあまり故郷が好きではありません。

過去のnoteにも書いたかもしれませんが、
高校1年生のころ、1人東大を目指した私は高校の中で孤立しました。
中学の友達も皆離れていきました。

理由は
「こんな山形の自称進学校からたった1人、東大に本気で合格しようとしてる変なヤツだから」
です(それだけではないかもしれないですし私の性格に問題があったかもしれませんがここではあえて簡潔にまとめます)。
別に私は東大目指してる事実をSNSで宣言とかしてません(高校時代一切のSNSを封じていましたし)。ほとんど誰にも言っていないのに、あっという間に周辺地域全体に広まりました。

地方は狭い社会です。
出る杭は打たれます。
目立つと徹底的に刺されます。

私はそれが嫌で、上京しました。そのまま東京で就職しました。

地元に帰っても会いたいと思える友達はほとんどいません。

辛かった記憶は未だに鮮明に残っています。

宮城

ちょっと話は変わりますが、山形のお隣、宮城県についてお話しします。

宮城県は東北唯一の政令指定都市がある県で、人口も東北の中では一番多く、特に政令指定都市の仙台はとても栄えています。

山形市から仙台までは電車かバスで1時間ほどで行ける距離で、とても近いです。
中学生のころや高校生になりたてのころは私もよく友達と土日に出かけていました。

山形の人にとって宮城は本当にキラキラ輝く”都会”です。

ショッピングモールの規模も大きく、入っているお店も山形とは全然違います。
おいしい食べ物も有名なお店も仙台にはたくさんあります。

私にとっても憧れの”都市”でした。

ですが、東京にきて、意外な事実に驚きました。
宮城が栄えているというイメージは東北県民以外はあまり持っていませんでした。

「宮城ってすごいの?」のレベル。
むしろ震災のイメージのほうが強いようでした。

宮城がスゴイとかスゴクないとか、山形はしょぼいとか、そういう問題ではないですが、私にとっての常識は東京から見るとそんな常識ってほどでもないんだ、ということを上京してから知りました。

地方

故郷の話に戻りますが、私はまだ立ち直ったわけではないし、故郷に対する”しこり”は残っています。
それでも、自分の故郷をもっと好きになりたいという気持ちはあります。

確かに東京は圧倒的都会です。
とにかく何でも規模が大きく、お金も人も集中していて、日本の最先端を進んでいます。

でも、東京で過ごして4年経ち、逆に山形の良さにもたくさん気づきました。

まず、東京の水はまず過ぎます。比べて山形の水は本当においしいです。浄水器なんて必要ありません。お米だっておいしいし野菜もフルーツもおいしいものだらけです(そして安い!)。
東京と比べて変な人は少ないし、空気が綺麗で建物が多くないから外をのんびり歩いてるだけで癒されます。
東京では得られないものもたくさんあります。
それはお隣、宮城もそうです。素敵な魅力がたくさんあります。
私は大学時代サークル活動で色んな県を訪れましたが、どの県にもそれぞれの良さがありました。

東京と比較されがちの”地方”
いいところがいっぱいあるのに、いつも東京と比較されて「しょぼい」「つまんない」「何にもない」と言われるのはもったいないです。
いいところがいっぱいあるのに、人が減っていって廃れてしまうなんてもったいないです。

そもそも東京と比較するのが間違いです。
一般的に言われていますが、日本の成長は停滞しています。
どんどん世界各国に抜かれていってしまっています。

日本国内でわちゃわちゃするのではなく、
視点を世界に広げてみてはどうでしょう。

世界

世界と繋いだら面白いことになるかもしれない、ということです。

東京と比較されて「しょぼい」「つまんない」「何にもない」そう評価されてきた地方の各県が世界と繋がったら、面白いことが起きるかもしれない。そう考えました。

繋ぐ方法はECです。そうです、いわゆる越境ECです。
地方の産物をECサイトを通して世界中の人に届けるのです。

これも一種の地方創生になるのではないでしょうか。
地方の魅力的な産物。れっきとしたJapanese cultureです。
地方で生まれ育ったJapanese cultureを世界に広めるのです。

めちゃくちゃワクワクしてきませんか。

ECという手段に至ったのは、私が今働いている株式会社ボーダーラインがEC事業を主にやっているためです。

EC事業といっても、大小・ジャンル問わずECサイトの運営代行を主に行っています。
ご縁もあって、宮城県の事業者様のEC運営のサポートもしています。

そんな中(?)、ボーダーラインで新規プロジェクトを立ち上げました。
テーマは【地方創生✖越境EC】です。

まずは宮城県からプロジェクトをスタートしようと考えています。
まだ立ち上がったばかりのプロジェクトですが、弊社の新卒メンバーを中心にこれからもの凄い勢いで推進しています。

詳細はまだお伝え出来ませんが、ちょくちょくnoteを更新していこうかなと思っています。

うちの会社は若いメンバーの推進力や感度の高さを大事にしていて、
年齢や経歴・学歴は特に気にしていません。
だから、大学生や就活生であっても一緒に参画してくれるメンバーを募集しています(いわゆるインターンみたいな形ですかね)。

近々、今日お話しした地方創生の新規プロジェクトについて、学生さんを招待してミートアップを開催します!

新規事業の開発会議に参加できる、というのは中々ない面白い機会だな~と思うので、是非学生の皆さんは参加してみてください。

私自身、ボーダーラインに入社を決めたきっかけの一つに、リアルの新規事業開発会議に参加してみて「めちゃくちゃ面白そう」と感じたことがありました。

「なんかちょっと面白そうかも」くらいでいいので、まずは一歩踏み出してみることをおススメします。それがチャンスをつかむコツです。

大分長くなってしまいました。

「仕事」だろうが「新規事業」だろうが「趣味」だろうが、枠組みは何でもいいんです。呼び方は何でもいいんです(「ボランティア」ではなく「ビジネス」であることは確定ですが)。

このnoteを書いてみて改めて、自分の中に「私はもっと私の故郷を好きになりたい」という気持ちがあることに気づけました。

私は私のワクワクすることを、今やりたいことを実現するべくこれからどんどん動いていきます。

興味ある方、ぜひお話ししましょう。

まずはミートアップで(笑)

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
ではまた。

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