小説を初めて最後まで書き終えた
小説を、初めて最後まで書き終えることができた。
何かを終わらせるということに対し、恐怖感を抱いていた部分が少しあったのだが、約一年をかけて、なんとか書き終えることができた。
制作物は途中までの作品がたくさんあり、noteも書き途中のものがたくさんだ。
唯一、今年の五月から書き始めた日記だけは毎日続いている。
リンクを飛んでもらえるとわかるのだが、文字を書けるスペースが小さいため、数行書いて終わる日が多い(たまに、すごく小さい字でミチミチに書いているときがある)。
そんな自分が、小説を書き終えることができたというのはすごいことで、今は達成感に満ち溢れている。
本稿では、書き終えられた小説のことはもちろん、それだけではなく、様々なことについて書いていきたい。
自筆の小説
過去作
まずは、過去作について紹介していく。
なぜか、「小説家になろう」(以下、なろう)のURLを埋め込むとエラーになるため、「カクヨム」のリンクを埋め込んだが、この小説は、なろうにて2016年にプロローグを投稿して以降、続きを全く投稿していないものだ(現在は、本稿の題になっている小説を書き終えることができた後、カクヨムにて続きを執筆している)。
この小説を書き始めた動機は軽薄で、高校の同じクラスに、なろう小説から書籍化した子がいたので、自分も書いてみようといったものだった。
なぜかそのときは謎の自信があり、その謎の自信は、なろうに会員登録をするという行動を見せ、その後プロローグを書き、投稿するというところまで自分を突き動かすこととなる。
だが、その謎の自信は長くは続くわけもなく、一話を執筆中に力尽きてしまい、プロローグのみの投稿となってしまった。
ちなみに、高校の同じクラスの子は、思い返せば修学旅行中のバスの中でも執筆していて、後にコミックス化もされており、書く努力のすごい子だった。
プロローグだけを投稿してから数年後、自分は、やりたいことがあり、それに挑戦していたのだが、何年頑張っても実を結ばなかった。
そのときに様々なことを考えたが、自分のやりたいことが実を結ばないので、やりたいことも大事だが、やれることをやってみようという考えに至った。
そして、自分の今までの人生を振り返ってみて、作文やレポートなどの文章を書くことは人から褒められていた記憶があり、とりあえず文章を書こうと始めたのが、「note」と「はてなブログ」だ。
noteで何か文章を書きたいと思ったのだが、特段自分に何も起こっていなかったため、書く題材が全く思い浮かばず、なぜかまた小説を書いてみることにした。
『何にでも興味を持つ下地さん。』は、数行で終わる話だ。
厳密にいうと、この小説が初めて最後まで書き終えることができた小説となるだろうが、場面の切り替わりのないかなり短い小説となっているため、これは横に置いておき、話を進めたい。
この小説を書き、一つの話を作ることができたという成功体験が生まれることとなった。
その後、はてなブログでは大学時のレポートを思い出し(大学では主に映像表現について学び、インターンではとあるアニメ映画についてのコラムを書いた経験がある)新しく始まるドラマを対象に話の短い『泳げ!ニシキゴイ』について毎週書いていこうと思ったのだが、このドラマは月曜日〜金曜日の放送で、放送のない土日の二日間で長文を書くということを毎週しなければならないということがかなりハードだと気づいてしまったため、第一週目のみの投稿で終わってしまった。
自分は、成功体験と失敗(?)体験の両方を、近い時期に味わうこととなり、一、二ヶ月は、書かないことを選択してしまう。
初めて最後まで書き終えた小説
しばらくは書かない選択をしてしまっていたのだが、小説を書けたという事実はあったため、その事実を胸に、また少しの自信が段々と芽生えてきていた。
そして、何かのコンテストに応募したら、書く理由が生まれると思い、カクヨムにて、ゲームの原案を考えようというコンテストが行われているのを目にし、そのコンテストに応募してみたいなという気持ちで再び小説を書き始めることとなった。
その小説は、『大根転生』という、人間から足の生えた大根に転生し、あらゆる敵と戦いながら畑を守っていく話となっている。
また、この小説が、本稿の題名となっている「小説を初めて最後まで書き終えた」対象となる。
少し訂正することを各話にちょくちょくしていていたので、「最終更新日」しか表示されないカクヨムでは、それぞれがいつ投稿された話なのかが明確には分からないが、一話部分に該当するプロローグは、2022年9月11日公開となっており、最終話に該当するエピローグの最終更新日は、2023年8月25日となっている。
ギリギリ一年経ってはいないが、ほぼ一年だ。
このコンテストの条件として、全体を通して一万字以内で終わる話をとのことだったが、コンテストに落選し、話を終わらせることを重要視していたため、一万字を超えての最終話となった。
初めての連載ものなのに、ゲームの要素を取り入れているため、ifの話も書くという小説執筆初心者にしては難しいことに挑戦してしまったのだが、我ながら書けた方なのではないかなと思いたい。
そして、自分はゲーム制作アプリのSpringin’(スプリンギン)にていくつかゲームを制作した経験があるため、いつかこの話でゲームを作ってみたいと思っている。
自作ゲーム
上記のゲーム制作アプリにて、自分が今まで制作してきたゲームを紹介していきたい。
尻子玉を抜こう
マイページを共有したかったが、共有ボタンがなかったため、(半年以上はアプリのアップデートを行っておらず、開いてすらいなかったため、もしかしたら最新バージョンは共有できるのかもしれないが)はじめにこのゲームを共有するが、これは自分がアプリで作った中では、唯一ブラウザで遊べるゲームだ。
タイトルの通り、カッパを操作して尻子玉を抜いていくという指一本で操作できるカンタンなゲームとなっている。
ちなみにこのゲームでは、アプリ内のコンテストにて新人賞を受賞している。
下記のゲームはアプリ内でのみしか遊べないが、そちらも興味があったらぜひ遊んでみてほしい。
プリをかわいくしよう!
このゲームもタイトル通りで、目を大きくしたり、スタンプをつけたりとプリをかわいくして遊べるゲームとなっている。
ASMR 氷の音
このゲームは、ただただ音を楽しむためだけのゲームだ。
氷のぶつかる音を何回も録音し選りすぐりの音を選んだ、癒し効果のある(※個人的感想)ゲームとなっている。
好きなように氷を出したり、マドラーで混ぜたりして音を堪能して欲しい。
魔法のポケット
このゲームは、3つのミニゲームの入ったものとなっている。
このゲームでは、自分でBGMを制作するということに挑戦し、そのことについて書いたnoteは、去年書き始めて以降書き終えられていないため、書き終えられるように頑張りたい。
あとがき
本稿の題名となっていることに関し、そんなに長く文章を書けずに中身の薄いnoteになってしまった気もしなくはないが、このnoteが誰かに読まれているということは、このnoteを最後まで書き終えることができたということなので、また一つの成功体験が生まれたこととなる。
この成功体験をしっかりと自信へ結びつけ、今連載中の小説を完結できるよう努めたい。
(実は『この度、魔法少女と勇者は結婚しました。』だけでなく、『夢を喰べるバク』という小説も執筆中なため、ぜひ読んでみてほしい。読まれることが原動力なのよ〜!)
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