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なぜ、日本はインバウンドを推進するのか?

これからの観光について、
いろいろなところ議論がされている。

10年前。私が観光庁に来たての頃、
紙面で「観光」の文字をみることは、
本当にまだまだ少なかったように思う。

でも、今やどうだろう。
新聞やテレビ、オンライン上でも、語られない日はないと思えるくらい、観光に関する色々なニュースが扱われている。

そんななか、インバウンドいわゆる訪日外国人旅行者数の激減はひとつ大きなトピックスとして
扱われることが多い。
また、それに対する議論も各所でされている。

それを見聞きするたびに、
きちんと政策理解が進んでいないな、と
歯痒く思うことが、度々ある。

だから、自分のnoteでは、
伝わりにくい国の政策や、その背景や真意、
何をしようとしているのか、
その意義や意味をなるべく、分かりやすく
伝えられたら、という思いで書いている。
とても地道な取り組みだとは思うけど。

そんななか、尊敬する米国セントラルフロリダ大学の原先生が、あらためて「インバウンド訪日客の戦略的重要性、再確認」という考察を、とても分かりやすくnoteにまとめてくださったので、
ぜひ、みなさんにもお届けしたいと思う。

インバウンドが、日本の経済にどのような影響を与えているのか、国民生活への関わり、またその産業規模や今後の可能性について。
とても丁寧に、ちょっぴりユーモアも織り交ぜながら、書かれている。

観光の仕事に携わる方、携わりたいと思っている方はもちろん、ぜひ異業種の方、
そして何よりも
「観光って所詮、遊び。単なる余暇産業でしょ?」と思っている方に、ぜひ読んでいただきたいなと思う。観光の捉え方がきっと変わると思うから。

身近に感じる観光というものが、
みなさんの生活や仕事にどのように影響しているのか、日本にどのようなインパクトをもたらしているのか、ぜひ感じ取っていただければとおもう。