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追伸:「傷ついたG」もそうだけど、『New Yorker』化した『WIRED』はかなり悲しい。

今や全米最大のスキャンダルとなっているエプスタインの件、『NewYorker』の暴露記事でjoiは辞任に追い込まれたし、MITスローンではネグポンがゴリゴリのWASP拝金主義者であることを臆面もなく主張し老害っぷりを惜しみなく出しているあたり、誠に香ばしい。

何を隠そうこの二人は『WIRED』創刊当初からの最重要人物だったのだから、彼らのメッキを剥がしたのが『NewYorker』でその元編集長が今の『WIRED』の編集長となるとこれはもう次の展開が非常に興味津々とならざるを得ない。

なお、これら一連の流れを想起させるのは、キューブリック監督の遺作となった『アイズ ワイド シャット』。この作品が出たのは20年の1999年。監督はこの作品を撮って謎の急死を遂げた。因みにエプスタイン氏がこの世界で幅を利かせ始めたのもこの時期らしい。ベンジャミン氏のような陰謀論は信じないクチではあるが、この点こそ、米国のジャーナリズムが死んでいないならば、線にしてほしいと思う。

ところで、wikiでWASPを調べると、WASPを風刺した映画のリストが掲載されていた。

「WASPを風刺した映画」

愛がこわれるとき
アダムス・ファミリー2
アップルゲイツ
●アメリカン・サイコ
カラー・オブ・ハート
ザ・クラフト
●誘う女
シリアル・ママ
スパイダーマン3
セント・エルモス・ファイヤー
大逆転
●ファイト・クラブ
フィッシャー・キング
普通の人々
ヘアスプレー
●ボウリング・フォー・コロンバイン
●ゆりかごを揺らす手
●レス・ザン・ゼロ
●アイズ ワイド シャット
●グラン・トリノ
虚栄のかがり火

と結構な数の私のお気に入りの映画がWASP関連であることを、改めて認識した次第だ。まあ、アメリカン・サイコとレス・ザン・ゼロは作者が同じだから当たり前と言えば当たり前だが。

#WIRED
#ビジネス
#IT
#映画
#WASP

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