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日本に驚いたことは?インドネシアからの介護専門学校の留学生にインタビュー

日本語学校を経て介護の専門学校へ
介護を選んだ彼等へのインタビューを記事にしました。

日本へ来て日本語学校へ通うのはお金持ちの人か家族や親族みんなで資金繰りして支えてもらって行くかどちらか…

そう
自分の思いだけで日本には到底来ることはできません

ガルーダインドネシア航空


家族の夢を背負って日本に来る彼ら
少しでも家族のために

そしてジャパンドリームを掴む

外国人の方々が働くための就労ビザなどいくつかあります。
そのビザの一つ
留学ビザでアルバイトが認められている彼にインタビューをしました。

『わたしはインドネシアからきました
介護専門学校で勉強しています』

4月には2年生ですね
施設の仕事も慣れましたね
なぜ介護の仕事を選んだんですか?

う〜ん
これ言うのイイかな
『日本語学校の時、友達と相談して考えました。不安あったけど、みんなこの仕事イイよ〜給料もイイよ〜言われました
一回やってみよーかな〜と思いました』

日本の好きなものは何ですか?

『日本の文化かな〜着物がオシャレだと思います』

ある日の夏祭り


ワオ!
いつもオシャレしてるよね
そうか文化も日本のオシャレにも興味があるのね
なるほど〜

着たことあるの?


『ないですよないですよ〜
着た人は見たことあるけど
京都と大阪にいましたね
着てみたいかなと思います』



『それから日本料理が好きです。

日本の料理イイと思います。
インドネシアは大体カライけど、日本料理は栄養がイイと思います。

和食を勉強してみたいかな』
そうそう


スパイスの効いたインドネシア料理

いつも料理をしていると聞いてるけど日本料理も作るのね
趣味が料理か
お母さんにいつもレシピを聞きながら美味しいインドネシア料理を作ってるって聞いてるよ〜

ある日の日本料理教室

それから
日本とインドネシアを比べて
日本は
おかしいな⁈と

思うことはありますか?
                              笑笑笑


これもおもしろい質問ですね
イイですか?
『日本は時間にキビシイ〜です。1分遅刻も遅刻したと言われました!笑
インドネシアだったら5分でも大丈夫〜です』笑



"インドネシアには
ジャムカレット(ゴムの木時間)と言う感覚があって
時間はゴムのように伸びると言う考え方があります”だから遅刻は当たり前⁈




インドネシアの規則は優しいね〜



『それから日本でウソはダメですね、でもインドネシアはウソもジョークになってみんな笑います。
でも日本は怒ると言われました。
だから
日本で私がウソのジョークは信じてもらえなくなります』苦笑
『日本人はウソはダメかな〜と思います』ホントに思います







話している時によると思うよ
インドネシアンジョークと言えばいいですよ 苦笑
他にはありますか?



『日本に来た時、
日本人はたくさんのルールを守るのみて驚きました〜

例えばバイクのヘルメットはインドネシアは家から近くの場所にいくのはヘルメット被らないですよ~!!
要らないと思います』
『そうそうこれは普通のこと
問題ないかな
被らない人いない日本はオカシいな〜と思います』

tidak apa-apa 大丈夫と言うことですね

警察にみつかると罰則があるからね
危ないし
インドネシアも事故になると危ないよ
でも2人乗りでもダメなのに3人4人で乗っていることあるよね~



『警察がいない時もでしょう・・・

大丈夫と思います
危ないけどね〜
そうそう
でも
いらないと思いますよ〜』笑笑笑



和やかにインタビューを受けてくれた彼は楽しかった!と一言
スッキリとした表情で言いました
自分たちの日頃考えていることを言えない環境だったり言わないことでどんどんズレが生じていく

私たちの受け入れた施設の使命
帰国するころには第2の故郷を離れるさみしさと母国に帰る喜びは一度にやってくる

インドネシアにある言事
ジャウー(遠い)ディマタ(目)ドゥカット(近い)ディハティ(心)



この言葉のように
母国から家族の祈り、愛情を遠くから注いでもらい心に感じ日本で頑張ってきた
これが
原動力


しかし
帰国の際、親しくなった人たちと施設に対して
日本を離れても心は近くにあると感じたくなる


そして
日本のみんなはもう近くにいない
姿を見ることはできない
今はオンラインもあるけど
悲しみ喪失感が芽生える

そう
あなたは
家族以上の存在になっていて
目で見るのは遠く離れているけど
心は近く感じて日本を想うことになるでしょう

僕は彼たちと共にこのウルルン滞在記を未来に向けて体現していく
日本の家族
お父さんと呼ばれるくらい…笑

インドネシア人サポートのメンバー







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