見出し画像

ヨーロッパ就職を目指す大学生が日本の長期インターンを始めるまで

こんにちは。UXデザイナーを目指している大学生あおいです。
先月、大阪でweb系の長期インターンの内定をいただいたので、それまでのお話をまとめたいと思います。

10か月の交換留学で自分のキャリアを見つめ直す

2022年9月から2023年7月まで、ベルギーに約1年間交換留学に行っていました。留学開始前の大学3回生の夏に、サマーインターンに応募したりもしましたが、何も得られたものはありませんでした。その当時は、3回生で留学開始ということもあり、就職活動のために留年するか、大学院に進学するか、という選択肢もあり、就活に本腰は入っていませんでした。

自分の大学卒業後のキャリアについて何のビジョンも見えていないまま始まった留学生活。どんな生活を送っていたかの留学記はここでは詳しく書きませんが、自分が将来したいことは何か、そのために今できることは何か、をずっと考えていました。

留学も中盤に差し掛かったところ、海外大学院進学という選択肢に惹かれました。理由は、大学での学びは本当に突き詰めると面白いことに気付いたこと、日本から留学先の大学院に通う人を間近に見て、日本だけじゃなくもっと海外で戦える力がほしいと思ったこと。

そんな中、日本の大学の担任教授に海外大学院進学を考えていることをテキストで相談しました。すると、ゼミのOGでイギリスの院に進学した人を紹介してくれ、オンラインで話をすることに。

彼女はイギリスの大学院に進学した後、日本の会社に就職し3年ほど働いた後、今はオランダで働いているとのこと。話しははずみ、オランダに来なよ!と気づいたら2週間後にオランダへ赴いていました。同じくオランダでUXデザイナーとして働くOGを紹介してくれ、海外就職の良さと大変なところ、2人とも1泊2日の滞在中にたくさん話をしました。

そして私の中で見えてきたのが、将来はヨーロッパで就職したい、ということ。そのためには修士の学位が事実上不可欠なこと、現地の人と就活で戦っていけるハードスキルが必要なこと。UXデザインは海外就職市場で今キていること。。。

帰国と長期インターン応募

私が明確だったのは、web関連に興味があるということ。私は大学の選考でHTML/CSS、JavaScriptを一通り触ったことがあり、魅力を感じていました。

帰国早々、大学院進学のための渡航前に何か自分のキャリアを助けることを始めたいと思いました。それは長期インターン。卒業に必要な単位を既に殆どとり終わっていて時間がある私は、かなりのコミットができます。そして、日本の長期インターンシップはほとんどの場合、経験を求められていないため、実際の現場からビジネスのこともwebのことも学ぶことができます。
それと並行してUXデザインの勉強も始めました。

私が留学中から目を付けていた会社では、そんな私のしたいことが最大限かなえられると思いました。職種はコンサルタントで、まだハードスキルが十分ではないうちは企画・マーケティングから入って勉強し、同時に設計の部分にも携われるとのこと。

正直、ハードスキルは独学でもできるので、そこに携わらせてもらえるか否かは重要ではありません。どちらかというと、UXデザインやデベロッパーなど様々な強みを持つ人たちが、コンサルティングの中で他の領域とどのように関わっているかをしっかり見て、自分が本当にやりたい領域を見つけることです。

そしてその会社の一番の魅力は、社員とインターンシップ生の垣根が一切なく、いわゆるインターン生用の仕事、というものがないこと。プロジェクトアサインと同時に社員と同じ立場で会議し、中にはプロジェクトリーダーを任されるインターン生もいるそうです。私はそれが一番の魅力でした。

その魅力を感じた会社の面接では、大学4回生ということもあり、卒業後はどうするのか、その意思決定のプロセス、会社でやりたいことは何かなど何から何まで全部聞かれました。

そして内定を確信した面接後半では、面接官に、「こういうことをやってもらおうかな」「あんなこともできるんじゃない?」とそのこのことあのことがかなり大きくて驚いていました。(抽象的でごめんなさい)
それだけ、学生の力を信じてくれている会社です。

晴れて内定をいただき、今週に初出社を控えます。
正直、自分がどのようなことができるのか、そもそもその会社は私に合っているかなど、まだ働き始めていないので分かっていません。
ですが、自分のキャリアを考えていくうえで大きな助けになることは間違いないと思います。がんばります。


ちなみに、今はUXデザインの勉強と並行して今後インターンで必要になるであろうHTML/CSS/JavaScriptの復習も進めています。
最近、自分のキャリアを考えすぎてよく分からなくなってきたので、頭の中整理という意味で、このnoteを書きました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?