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青、ピンク

9月は青がずっとここに(胸に)あって、青、藍、紺、水色、、、、空になったり、水の中になったり、ふわふわプカプカしっとりじっくり、、、、とにかく青だった。

先日KYOTOGRAPHIEへ八木夕菜さんの展示を見に行った。

そこにあった青の表現がとても印象深く、なぜか分からないけれどとても安心した。その青は水で土で野菜で太陽で全てだった。深い深い青〜のグラデーションで光の中に浮かんでいた。生きているように見えた。

私はその青を見て、何度も見て、、、そこでわたしの青を手放せた。

そうしたら淡い淡いピンク色がきた。

うまく言えないけれど、誰かの何かで心が動いて私に戻れる感じ。きっと誰にでもある感覚で、私の9月の青は八木夕菜さんの作品が全て包んでくれた。

いのちの青はつよい。

そしてまた次の色と戯れる。
秋の夕日のような強いピンク〜桜のような淡い桃色。

私の中で青は今
深い深い青から薄い薄い白に近い水色になった。スカイブルーと淡いピンクの間にやさしい橙色もある。

レースのような朝霧にその色たちが透けて広がり私を包む。あたたかくてやわらかくて安心。
と、いう感じで今の色を受け取った。

日々の色を感じていくこと、
そこにフォーカスしたり思いを馳せることは、
私の日常。
私が一番私だと思える瞬間。

ひとつの展示がきっかけ(スイッチ)になって、
いろんな想いが溢れてくる。芸術の素晴らしさってまさにこれだなと感じる。こう言う感覚大好き。

実物との対話からしか生まれないこの感覚は、人間にとても素晴らしい気づき(新しいことや思い出すこと)を与えてくれる。芸術は素晴らしい。

あれ、何の話だっけ?

また色が来たら書いてみようかな。

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