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予備校でニート状態だった長男がスタバで働く姿をみて…

おはようございます。
大学一年生の長男はひとり暮らし中の小松です。


予備校でニート状態の息子

高校から現役で合格できなかった長男は、浪人して予備校に通うことに。
なかなかエンジンがかからない長男は途中から予備校も行かなくなった。
というか行けなくなった。
話によると同級生にイジメられたらしい。

予備校は義務教育や日本人がほとんど通っている高校とは違って必ず登校するべきところでもない。彼が予備校に通わないことは高額な授業料が無駄になるぐらいだが、ろくに食事も食べれない日々が続いて心が壊れてしまっては親としては心配になった。

毎朝起きるのが精いっぱいでほぼニート状態。
何のために勉強するのか?学ぶ意欲もなくなり、勉強しない大学浪人生がこの先の人生どうなるか親としては彼の将来を案じる日々。

いろんな大学をいっぱい受験してなんとか地方の公立大学に受かった。
現役のときに無理ではあるが第一志望東大と書いていた彼にとっては行きたい大学ではなかったはず。
それでも浪人もしたし諦め半分でその大学に行くことになった。

大学に対しての価値観はみんなそれぞれでいいのだが、私なりの考えを書いてみた記事は意外と反響があったのでこちらにリンクを貼っときます。

昨年4月から大学一年生として親元を離れて一人暮らしを始めた長男くん。母親である嫁さんががやたらと心配するので見に行くことに。
私たちが住む熊本からは車で3時間はかかる距離にあるので頻繁には見に行けない。

長男のアパートに到着したのがお昼過ぎでまずは部屋のお掃除。
割とキレイにしてるのでトイレ掃除やお風呂掃除をやって、お風呂の水漏れや壊れたエアコンのリモコンを管理会社に修理してもらった。

スタバで働く息子

ついに我々の今回のメインイベントである「働く長男を確認したい」ためにスターバックスコーヒーへと向かう。
実は団塊ジュニア世代の私たちはスタバに馴染みがない。
が、いつも従業員の人たちがテキパキと笑顔で働いてるイメージ。
あんなに朝起きれない長男がそんなスタバに適応していることが想像できない。

長男は高校、予備校の時に近くのスタバによく入り浸っていた。
スタバをこよなく愛するあまりそこで働きたいとなったみたいだ。

西日本で最大の駐車場の大きさを誇るスタバに到着して、店内をのぞいてみると長男が見あたらない。
バイト先はここのスタバでたぶん間違いないと思うのだが初めてなので不安になる。長男の名前を出してバイトの同僚に確認してみると確かに今日は働いているとのこと。よかった。

奥からでてきた久しぶりに会った長男は、髪を染めて毛先がパーマで変わっていた。店の奥で休憩中だったらしい。
嫁さんとスタバ・ラテとチーズケーキを頼んで店内の奥の席で待っていると休憩を終えた長男が動き出した。なかなかテキパキと動いて注文されるドリンクを次々と作っている。

長男がスタバのカウンターの奥でお客さんと話したり周りのみんなと協力してコーヒーやラテを作ってる姿をみて胸がジーンと熱くなった。
20年前に生まれたばかりの長男は黄疸がでて集中治療室みたいなところに入っていた。
その長男が最先端のおしゃれ空間を誇るスタバで一生懸命に働いている姿を目の前で見て感動した。私たちが育ててきた息子がこうやって社会に貢献している姿に妙に感動した。

話かけようとしても次々に来店するお客さんがいるので無理。
スタバでバイトしている学生は就職で有利とかきくけど何か分かる気がする。こんなに忙しいバイトより楽な家庭教師の方がいいのでは、と考えていた自分のことが急に恥ずかしくなった。

長男の姿からインスパイアされる親

バイトを辞めたんじゃないかと心配していた嫁さんも安心した様子。
嫁さんは、周囲の目を気にしながらも働く息子をスマホで必死になって撮影していた。

自分の好きでやりたい仕事を見つけて、笑顔で働いている長男をみて自分自身の仕事や人生観も考えさせられた。
少し前に書いたこちらの記事もよく読まれてます。

長い人生ですが自分の時間をどこで使うかは重要なこと。
スタバのような周囲のスタッフや従業員もお洒落な空間で身をもっていろんなことを吸収しているでしょう。

そんな長男が帰り際にプレゼントしてくれたのがこちら!

コーヒー豆


以上、また明日。

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