見出し画像

実家の事業の商談のため宮崎県都城へ出掛けた話

おはようございます。
ハイボールが大好きでまたもや飲み過ぎた小松です。

さて、今日は実家の事業の営業のため、宮崎県都城市まで社長の母親と行ってきたのでその話をします。実家の家業は今年で29期目になる商社で父がひとりで創業した会社。10年前に父が他界したあとは母が継承しました。現在は社長の母がひとりで経営している小さな会社です。


まずは実家の事業の内容を紹介します。
一言でいうと炭の仲介業です。
製紙業を営む会社Aで紙を製造する過程で不用となった炭を畜産業の会社Bに納品します。
会社Bは豚、牛の糞に混ぜて肥料化し販売します。
副産物である炭は、そのままでは産業廃棄物になるのですが、利用する価値がある会社を見つけてきてマージンをのせて販売する循環型社会に適応したSDGsなビジネスともいえますね。

少し緊張気味の社長(母)は朝から食欲がないらしい。もう77歳にになる母親にいつまでも社長業は大変なので交代してあげたいけど公務員は副業ができない。母にはもう少し頑張ってもらいたい。ボケ防止になるとか自分で言ってるし。

約2時間して都城に到着して会社Bの担当者に年末のご挨拶。
母は緊張して「今度こちらにお見えください。」と何度も挨拶している。
会社Bは牛1000頭ほど豚6000頭ほどを飼育してる大企業。
今日の一番の仕事は普段から取引してもらってるお礼と紹介いただいた会社Cと先月から取引がはじまったのでそのお礼。

続いてその会社Cへお礼の訪問。
会社Cは培養土や堆肥など園芸・農業用土資材を、問屋や小売店などへ販売している。社長は40代前半くらいでエネルギッシュにバリバリこれから攻めていく感じの人。うちの会社もこの社長と一緒に仕事ができるようになったのは大きい。
社長に炭の使用・用途をたずねると関東方面の知り合いの会社が肥料化するために利用しているとのこと。
会話の流れで再生可能エネルギーである太陽光ソーラーパネルや火力発電所からでる副産物のことなどを意見交換していると下水汚泥の話になった。

下水汚泥とは下水処理の過程で発生する汚泥のことで人間社会が存続する限り下水処理場で必ず発生する不要物。循環社会の形成のためには下水汚泥を活用したいのだが法律が少し厳しいのと世間一般的にイメージが悪くて肥料化には不適合な商材です。
なんで牛糞がイメージが良くて人間の糞はイメージが悪いのだろうか?

ふと以前、取引先の会社Aから下水汚泥を売ってくれないかと依頼されたことを思い出した。

会社Cへの訪問が終わってすぐ下水汚泥のことを社長(母)が会社Aに電話して聞いてみると今でも余ってて有償処分しているとのこと。
下水汚泥が肥料や土木資材として利用できそうなことは会社Cの社長とも話していたので紹介してみたいですね。

商談がすべて終わったのでランチにします。

前菜のサラダ
鶏肉のソテー
デザート


なかなか美味しくてボリューム満点。
コーヒーがめっちゃ美味しかったのでお店にたずねると隣町のカフェにあるので立ち寄ってみました。

コーヒー豆を挽いてもらってお土産で購入。

コーヒー飲むのが楽しみです。
なんでも思い立ったら吉日ですね。

以上、また明日。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?