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たくさん笑ってたくさん歌って

去年の夏ごろからは
自分のやりたいこと、やらなければいけないことのバランスが取れずに落ち込むことも多い日々だった

きっかけは親に認知症の兆しが出てきたこと
今日は自分の時間が取れそうだと思ってやりかかっているときに電話がかかり実家にかけつけたりすると、自分の見たくないみにくい感情がムクムクっと顔を出す

なんで今なん。こんなことがなければ自分はもっと〇〇できるのにといらつき、あぁちっちゃい自分って気分がいいものではない

子育てでも自分の成熟していない面というのは嫌なほど現れてくるけれど、余裕がなくなると何かのせいにしたくなる
自分を守りたくなる

でも立ち止まる
私が上の子の子育てで体調を崩したときに何より私を支えてきてくれたのは
母なのだ
当時祖母の介護に、家のことには何の戦力にもならない家族も他にかかえて、いつ電話がなろうがいつまでも長く話そうが泣こうが、母はずっと電話でつながってくれていた

寝ている時間以外はずっと扉をあけていてくれた
あれがなかったら私は大人一人の時間が長い中、子供を育てられなかっただろう

同じほどは返せなくても、
自分の時間がとれなくていらだっても
やっぱり一番大切にしたいことはと思い返すと

それは実家の乱れた冷蔵庫や掃除が滞った部屋をみて、ため息ついたり小言を言うことではないんだ

実家に顔を出したら一緒に話して、
たくさん笑いたい

河原の土手を妹と手をつないで歌いながら登校していた子供のころ
母の原風景はあの河原での歌だから、心が未来に向かなくても楽しく歌っていてほしいのだ


例え全部の時間が自分に使えても結局はそんなにストイックには過ごせないことは経験すみなわけで、

家族だけでなく仲の良い人と他愛のない話をすることも
ドラマを見ることも
自分にとっての大事な時間はいろいろあって
英語も少しでも進めてるし
今の生活の回し方がちょっとわかってきたような気がするから

そう思っていたら、なんだ幸せじゃないか
今日もよく?生きられているんじゃないか?


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