見出し画像

横尾忠則の恐怖の館~展覧会#1~

神戸市灘区にある横尾忠則現代美術館に行ってきました。
すぐ近くには、ジャイアントパンダの「タンタン」がいる神戸市立王子動物園があります。

今から10年前に開館したこの美術館には、横尾忠則さんの絵画・版画・ポスター・ブックデザインなど、膨大な作品が収蔵されていて、常設展示以外に、年に数回興味深い展覧会が開かれています。

横尾忠則さんは1935年生まれの85歳。
この年齢からは想像できないほど、エネルギッシュな現役アーティストです。

今回の展覧会「横尾忠則の恐怖の館」は、季節外れのお化け屋敷のイメージが漂っています。
すっきりと美しい1階のホールから展示場に移動するエレベーターに乗ると、その中は真っ赤な血しぶきが壁いっぱいに飛び散っていました。
2階でエレベーターを降りると、薄暗いホールの左の通路奥の暗闇に、恐ろしい顔が浮かんでいます。

そしていよいよ会場へ。
暗くて狭い迷路の正面に、次々と現れる顔がこちらを向いています。
天井からは、お化け屋敷さながらの気味の悪い笑い声が聞こえます。
これらの絵は、「江戸川乱歩全集」の挿絵として描いたものでした。

くだくだしい説明はこのへんでお終いにして、ここからは展示作品の写真をご覧ください。
会場内は撮影OKでした。

横尾忠則の恐怖の館2

横尾忠則の恐怖の館3

横尾忠則の恐怖の館4

横尾忠則の恐怖の館1

横尾忠則の恐怖の館5

横尾忠則の恐怖の館6

横尾忠則の恐怖の館7

横尾忠則の恐怖の館9

横尾忠則の恐怖の館8

いかがですか?
撮影したもの以外にも、たくさんの作品が展示されています。
他の追随を許さない「横尾忠則ワールド」ですね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?