思い出せない本
先日久しぶりに図書館に行った時に蘇った思い出の続き。
とにかく図書館という空間が懐かしくて
この日は大人の専門書コーナーではなく、
子供向けの本が置いてあるコーナーを回ってみた。
「うわ、これ懐かしい!」「あぁ、これも読んでたな。」
私はシリーズものが好きで、有名どころだとズッコケ3人組からはだしのゲンまで
とにかくシリーズものを読み漁っていた。
「あっ!あれもあるかな?」
ふと思い出したのは
夢中になって読んでいて、先の巻が無かったら返って来るまで毎日図書館に通っていた「あれ」。
ちなみにこの時の「あれ」は頭にぼんやりとしたキーワードしか浮かんでいない「あれ」。
好きだったことは覚えているのに、実際何も覚えていない。
〈魔女の女の子 かぼちゃ シリーズもの〉
私の中にあるのはこの手がかりだけ。表紙を見ればこれだ!ってなるかなと思って探してみた。
、、、ない。
魔女の女の子の本が何冊かあったけど、
どれもピンと来なかったからたぶん違う。
タイトルも思い出せないし、話の内容もどんなのだったか思い出せない。
イラストの感じを何となく覚えているだけ。
こうなってくると余計気になる。
ネットで調べたらピンとくるものに出会うかもしれない!と思って調べてみた。
出てこない。
出て、、、こ、、、な、、、
んっ、、、いや、、、もしかしたらこれなのかもしれない。
「まじょ子シリーズ」。
先日行った図書館にもあった。
その時は、こんな感じだったかな?
これだ!!ってピンとくる感じがないからたぶん違うな。って思ったけど、
ネットで調べても「まじょ子シリーズ」ばかり出てくる。
だんだんこれな気がしてきた。
うん、たぶんこれだ。うん、これに違いない。
そもそもがとんでもなく曖昧な記憶だっのに、
ピンとくることだけを頼りに正解に辿り着こうとしていた。
自分の記憶の曖昧さに悔しくなったが、
ピースが揃って思い出せた時の記憶とガチャン!となる
あの感覚はなんとも言えなく好き。
今度図書館に行ったら読み返してみよう「まじょ子シリーズ」。
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