森のキツツキ対策

コツコツコツ・・・・・・
誰かが家の壁をノックしている・・・・・・！
これは、、、キツツキ！

直ちにジェイ（パートナーの仮名）が叫び、家の壁をドンドン叩く。
放っておくと家の壁や屋根の軒下に穴を開けるから
こちらも音を出して脅かして追い払う。

そんなことが毎日2回ほど続いていたある日、
ほんの1分ほど反応が遅れたことがあった。
するともう軒下には穴が空いてて、屋根瓦には木屑が散在・・・

調べると、日本でもログハウスではこういう被害があるらしい。
さて、私たちの家は森の中に建ってるようなものだし、どうするか。

思えば半年前、裏庭の森に
キツツキがコツコツして幹が傷んだ樹木を2本ほど見つけて
そのうち倒れてきたら危ないから、ということで
市に相談して切り倒してもらった。
思えばそれでキツツキのコツコツ場所を奪ってしまったのだ。
それで今年はうちの壁をコツコツしているんだ。
この家は切り倒されないと知っているのか、賢い。

「Shoot？」と聞く私に、ジェイの対応が面白かった。
「近くに餌を吊り下げておけばそっちを食べるんじゃないかな」
なんて平和な解決策。
何かを気付かされた気分。

こちらでは冬の間、小鳥たちのために
人間が森に餌を吊り下げるということが普通に行われるから
小鳥の餌は、スーパーのペットコーナーに普通に置いてある。

これを早速買ってきて、近くの木に吊り下げておくと
毎日のように餌場にキツツキを見るようになった。
ちゃんと作戦がうまくいってる。
今では家をコツコツすることはほとんどなくなった。たまにはあるけど。

ところが今日は久々に家をコツコツしている音を聞いた。
いつものように窓を開けて
「コラ〜〜Don't knock？」と話しかけるかかけないかくらいで
どっかに飛んでいった。

たぶん餌を今切らしてるからかな。
おいしい餌は切れてて、あんまり人気のない餌だけ残ってる状態で数日経ってる。グルメだな。。
たぶんこの週末はキツツキのために美味しい餌を献上することになりそう。

というわけで、今日はこの辺で。
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