メインのおくすりがリチウムからラミクタールに変わったお話

2021年9月に激鬱モードに突入したことで、リチウム+ラミクタールの処方をやめて、ラミクタールのみの処方に変えることになった。

今年の3月に主治医を変えてからも薬の処方は変わらずにきていたので、リチウム+ラミクタールの2つの薬をメインで服薬してきた。おそらく15ヶ月くらいはずっと同じ薬を同じ量飲んでたのかな・・・。

ラミクタールをメインの処方に変えることになり、最初は少ない量からどんどん増やしていくことに。(そこまで多くないけど)

薬を変えることで体調や気分が変わるという経験をしたことがなかったので、正直あまり気にしていなかった部分もありました。

実際にラミクタールがメインになってから、徐々に自分のなかでの変化を感じるように…。


変化その1:軽躁モードになることがほとんどなくなった

今まではどちらかというと、なんとか軽躁にならないようにエネルギーをコントロールすることに注意しながら生活することが何よりも重要でした。
活動記録表を毎日つけて、行動量が多すぎないように人とのコミュニケーション量が多くなりすぎないようにモニタリングを実施したり…。

最近は、自分のなかから湧き出てくるエネルギーを感じなくなってしまった。行動しすぎることはほとんどない。

むしろ、あんまり人に会いたくないし、いつもと違うことをしようという気持ちにならなくなってきた。ルーティンワーク、最高。みたいな。

変化その2:「人生つまんねぇなぁ」と思う回数が極端に少なくなった

自分の人生に物足りなさを感じまくっていて、常に落ち着かない日々を過ごしてたんだけど、それが一切なくなった。

変な焦燥感はなくなったのはいいけど、ある意味で現状に満足できるような思考回路になってしまったのかもしれない。まあ、良い側面があることは間違いないんだけど。

今までは、「いい歳こいて実家生活はヤバい!」とか「フリーランスとしての仕事をこんな調子で続けてていいのか!」とか色々と考えて悩んで凹んでを繰り返していた。それがあんまりなくなった。

人に会う回数もめちゃくちゃ減ったし、それが平気になりつつある。この生活をあと2、3年続けたら、友達は一人もいなくなる気がする(笑)

変化その3:性欲を失った

それ以上でも、それ以下でもない。性欲がどっかにフライアウェイした。

今までは軽躁モードになって、マッチングアプリに登録するみたいなこともよくあったけど、その兆しがまったくない。皆無。ナンダコレ。


まとめ

正直、良いのか悪いのかわからないけど、医者的には歓迎すべき状況らしい。まあ、そりゃそうだ。低くても安定してるんだから。

ただ、当事者としてはあんまり楽しくはない。
長期的に考えて、穏やかに生活する術を身につけるという意味ではいいトレーニングになってるのかもしれないけど…。

ジェットコースターみたいな人生を送ってきた人間として物足りなさを感じているのも事実だと思う。何かが足りない。何かが違う。

しばらくは、このラミクタールの上からの圧力に慣れていく方向で過ごしていこうかなと。

服薬する薬によって、こんなに気分や体調に影響を与えるのはちょっと予想外だった。あんなに小さな錠剤のくせに、こんなに大きな影響を与えてくるのはちょっと予想外。引き続き、モニタリングしていきます。

とりあえず、性欲だけは帰ってきてほしい。なんとなく。特に必要もないんだけど、男としてなんとなく帰ってきてくれることを願っている(笑)