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私の使命の見つけ方

私の使命って何だろう?
それを知るにはどうしたら良いのか?

精神世界を知り、自身をクリアリングし、内観を進めていく中で、その疑問はどんどん強くなっていきました。時に、自分を知る過程の中で「何か成し遂げなければならない」という思いが強くなり、逆に疲れてしまったりもしました。
内観をしていくうちに、私は、自ら発する波動を上げること。そして、自分も周りの人も幸せにできることに挑戦するために、今世、地球に生まれてきたことに気がつきました。魂が望んでいることが分かってくると、私がそのためにやるべきことは何か考えるようになりました。つまり、それが使命であり、それを表現していくことだと思います。何かの職業につき、その仕事をすることが使命ではなく、どんな表現をしていくのかということになります。そして、それをすることで、どう人の役に立っていくのかが大切になってくるのだと思います。

自分の使命を知るヒントとして、子供の頃、好きだったこと。また、苦労なくできることや人から褒められること、そういったことは、天職や使命につながっている可能性があるそうです。

好きなことってどういうこと?

そのことが苦にならない。
いつまでもやっていられる。辛くても無理している訳ではない。
心から打ち込めるもの。
無我夢中になれること。

つまり、魂が喜んでいること。
内側から楽しめること。

改めて、私の好きなこと、得意なことを振り返ってみると。
私は、子どもの頃から勉強や運動もパッとしなかったけれど、一つだけ続けてきたことがあります。それは、書道です。小学一年生の時に、習い事の一つとして始めた書道。何の賞だったか、賞状を何枚かいただきました。大きな体育館のような会場で、金色や銀色の細長く切った色紙が私の作品の横に貼られるという経験です。小学生の時は、書道の時間が好きでした。その唯一の成功体験が潜在意識に残っていたのか、社会人になってから再び書道を習い始めました。20代の遊び盛りの娘が、地味に書道を書いていました。正座をして無心に字を書く。仕事が忙しい中で、唯一リラックスできる時間でした。今思えば瞑想のような効果があったのだと思います。書道を続けている中で、通っていた書道教室主催の展示会の場で、私の作品を購入したいという人が現れました。その時は、先生から「私でもそんなこと言われてことがないのに。」と言われ、いつも優しい先生が不機嫌になったのを覚えています。また私は、大きな総合病院で看護師として働いていたのですが、職員主催の文化祭が病院のロビーで行われた際、私の作品を見て、病棟の医師や患者さん達がこぞって褒めて下さり、一躍時の人になった事がありました。その結果、それを良く思わない先輩看護師にいじめられる始末。独身看護師同志の女の世界は怖いと思い知らされた経験でもありました。当時の私は、目立ってはいけないと自分を責めたことを思い出します。
書道は、10年くらい続けましたが、先生の方向性が展覧会で賞を取ることとなり、自由に書けなくなった、頑張ることを違う意味で強勢されたことで、書道が楽しくなくなり、結婚、出産を機に辞めました。看護師を天職と思っていたし、書道をこのまま続けていても、お金にならないということもあったかもしれません。

長く看護師をしていると、自分の専門性が出てくるし、医療の闇のようなものも見えてくる。その中で、私の経験をどう活かし、表現していくかは、模索中です。それを無視して働いていたら、大きく体調を崩してしまいました。今は、自分と向き合うことを優先し、時間を減らして働いています。

子育てが一段落し、自分の時間が持てるようになった今、再び、書道をやりたいという思いが出てきました。デザイン書道という自由な書道に出会ったからです。運よく、自宅近くに教室を見つけ、スタートすることが出来ました。
デザイン書道は、私の中では、自由で創造性のあるアートな書道というイメージがあります。絵を添えたり、色文字を書いたり、華やかさもあります。美術は苦手で、避けてきたけれど、水彩絵の具にも挑戦し、水の力で表現できる水彩画の世界を知り、楽しんでいる自分に驚いています。




まだ始めたばかりで、これが私の使命に繋がるものなのか、それは分かりません。でも、とても楽しくて、次はどんな文字を書くのか毎回ワクワクしています。家族は、いつも笑って反応してくれます。私の書いた作品が誰かの癒しや励ましになれば良いのです。また、いずれは日本語の素晴らしさを作品で伝えることができたらと思っています。何かのひらめきから行動し、種をまく。この先に何があるか分からないけれど、何か行動することで導かれることがある。新しい別の世界が待っているかもしれない。そんなことを考えています。

自分の使命の道を進んでいるのなら、仕事が広がってくるし、自分のステージが用意されていると思います。

私の人生は、他人からの評価に左右されるものではなく、私の意志で進んでいくもの。自分自身でかじをとっていく。地球で生きている以上、常に何かがやってくる。波乗りサーファーのように自然に逆らわず、やってくる波に乗ってクリアしていくだけ。それを楽しむ余裕が必要。そのために私をキープできる知恵とツールを知っておく。自分にどうしたいか問いかけ、こうしたいと意図し、前に進んでいった先には、私が知らなかった豊かな世界に繋がると信じています。


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