パワハラセクハラを社長に直談判してみた③~心療内科編~

さて、まだまだ続きます。
一個前の②の補足で、準備したことにもうひとつ追加しておきます。

⑤心療内科を受診

後に記載しますが、セクハラで話を推し進めるにはちょっとツッコミが入るかもしれない…という懸念から、セクハラかつ正社員をエサに宿泊旅行へ行こうなどというパワハラをする上司と仕事をするのが精神的に大きな苦痛であるというポイントで推して行こうと考えました。
そのために最寄りの心療内科を受診しに行きました。

証拠として残すためにも心療内科へ行くとなると、診断書を取らないといけない!!というイメージがあったのですが、ネットなどで見ていると『心療内科へ行ったということが分かるものがあればそれも有力な証拠になる』とのことでした。

なので、診断書うんぬんはさておきとりあえず話を聞いてもらおうというつもりで最寄りの心療内科へ足を運びました。
初めての心療内科で少し緊張していたのもあり、どう話すべきか迷っている内に順番が回ってきて診察室へ案内されました。

担当して下さったのはその病院の院長先生。
何からはなそうと考えているといきなり大きな声で
『はーい、家族構成は!?』
と聞かれました。
そこからしばらく
『兄弟は?兄弟の仕事は?出身は?今は一人暮らし?どうして家族と離れて過ごしてるの??』
と矢継ぎ早に質問をされ困惑。しかも声も大きくてきつめの物言いだったので完全に萎縮…!!

ようやく今日来た経緯について質問され、『診断書が欲しくて』とは言えず『誰かに話を聞いて欲しかったんです』とこれまでの経緯を話しました。

なにくそ!なんじゃこりゃ!やってやる!!
と奮起していたはずですが、話してみるとひとつひとつが悔しくて腹立たしくて、また後述しますが今回のことで親とも揉めてその件でもひどく傷ついている自分がいたことを思い知らされ、涙が止まりませんでした。

その間も先生は怒ったような顔で時々『可哀想にね、はいはい』くらいの軽い相槌を打って『で、どうしたいの?お薬出す??』と早く終わらせたい感じでした。
お薬は大丈夫です、とお伝えしましたが不安感ある時のために念のためにとお薬を処方され、最終的に

『まぁね、もちろんそんな上司がいけないのは当たり前だけど今後はあなたがもっと毅然とした態度を取ればいいかもね』
と言われました。

え?

え?

そうよ、そもそもそんな上司がいけないはずなのにそういうことを言わせた『私』がいけないんですか???

と最終的に先生の一言で余計に傷つきお薬を処方して頂く間も帰宅してからも涙がしばらく止まりませんでした。

心療内科へ行くって、きっとなかなかハードルの高いところで、最後の砦みたいに思っていく人もいるんじゃないかと思う。
でもこんな先生だと、私が本当に最後の最後と思って受けた診察なら場合によってはもうダメだ…て思う可能性だってあったと思う。
もし今後通院するとしてもあなたの診察は受けないぜ!!と思った診察でした。

『今後もしまたなんか手伝えることあったら言ってね、診断書欲しいってなればかきますし、はい、そしたらね』

みたいな感じで私の心療内科診察は終わったのでした。

とりあえず今回は領収証で心療内科へ行った事実を伝えられればいいと思ったので診断書は取らないでおきました。

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